海外サッカー

カタール歓喜の裏で…アジア杯惨敗の森保J、欧州組が奮闘! 三笘薫、遠藤航に英絶賛! 板倉滉も独紙からチーム最高評価

THE DIGEST編集部

2024.02.11

日本代表の戦いからクラブの戦いへ復帰した欧州組が奮闘を見せている。(写真は左上から時計回りに、板倉、三笘、久保、遠藤)。(C) Getty Images

 サッカーのアジアカップは現地2月10日、開催国のカタールがヨルダンとの決勝を3-1で制し、2大会連続の優勝を果たした。決勝でハットトリックをマークしたアクラム・アフィフが8得点で、大会得点王とMVPを同時受賞している。一方、ベスト8で大会から姿を消した日本代表はそれぞれ、自身の所属クラブの戦いへと舞い戻っており、欧州組ではアジアカップの不振を払拭する活躍も見られている。

【画像】アジアカップに臨む日本代表26名を一挙紹介!
 まず現地でも絶賛のプレーを見せたのはブライトンの三笘薫だ。プレミアリーグ第24節トッテナム戦で持ち前の個人技を披露。10分に後方からのロングフィードを足元にピタッと止める圧巻のトラップで観衆を沸かせば、その後も左サイドを攻略し、惜しいシュートシーンや味方への決定機を演出。試合は1-2で敗れたものの、英メディア『90min』は採点7の高評価を示し、「簡単に脅威的なポジションを取り、別の日にはゴールかアシストを決めていたかもしれない」と寸評でもパフォーマンスを称賛。その他、『Sussex world』『daily mail』も採点7をつけている。

 アジアカップでは主将、ボランチとして奮闘したリバプールの遠藤航も、プレミアリーグ第24節のバーンリー戦で先発し、3-1の勝利に貢献。中盤での献身的な守備に加え、前線への効果的なパス供給でチームのエンジンとなる活躍を見せた。『daily mail』もチーム2番目の採点7をつけ、寸評では「アーセナル戦で欠けていたものをリバプールファンに示してみせた。見事にプレーを壊し、1-1の状況でチームに安定感をもたらした」とやはり絶賛のコメントだ。

 レアル・ソシエダの久保建英は、ラ・リーガ第24節のオサスナ戦で、アジアカップ復帰後公式戦2試合連続の先発。チームは0-1と敗れ、2試合連続の無得点試合となってしまったものの、久保個人は軒並み及第点の評価。地元紙『Noticias de Gipzkoa』はチーム最高タイの採点6をつけ「大きな希望、最も危険な存在で違いを生み出す選手だった。精度は欠いたが、常にトライしている」とポジティブな評価をしている。

 また、アジアカップ準決勝では痛恨のPKを献上してしまったボルシアMGの板倉滉も好パフォーマンスを披露。復帰戦となった独ブンデスリーガ第21節のダルムシュタット戦では3バック中央で堅守を見せ、0-0のドローながらクリーンシートに貢献。果敢なタックルや安定したラインコントロールで堅固な牙城を築き、独紙『Bild』からは採点2(5段階評価で1が最高)のチーム最高評価で、「18週間ぶりに戻ってきた。 3バックの中心人物として全てをクリアした。ヴィルヘルムソンに対する78分のセーブは素晴らしかった」と寸評が綴られている。

 アジアカップでは不本意な成績に終わった日本代表だが、再びクラブでパフォーマンスを上げて3月からのワールドカップ予選に備えてほしいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】板倉滉がドイツで躍動! ゴール前で完璧なブロック!!
NEXT
PAGE
【動画】板倉滉がドイツで躍動! ゴール前で完璧なブロック!!