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神戸の小川、安井、大﨑、酒井、飯倉にアンケート! 2019年シーズンのベストプレーヤーは?

白井邦彦

2019.12.26

神戸からは小川(左)、安井(左中)、大崎(中央)、酒井(右中)、飯倉(右)に回答してもらった。 写真:THE DIGEST写真部

 2019年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票で年間MVPを決定するサッカーダイジェスト恒例の「ベストプレーヤー企画」。ヴィッセル神戸からは、小川慶治朗、安井拓也、大﨑玲央、酒井高徳、飯倉大樹の5名に、他クラブで印象に残った選手トップ3を挙げてもらった。各選手の投票結果をコメントとともに見ていこう。

●小川慶治朗(FW)
1位 マルコス・ジュニオール(横浜/FW)
2位 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京/FW)
3位 大島僚太(川崎/MF)
【選出理由】
 味方を活かせられるかどうかを基準に選んだ。マルコス選手はゲームを作り、自ら得点もできる。横浜が結果を残せたのは彼の貢献が大きい。ディエゴ選手も理由は同じ。日本人なら大島選手。チームメイトの使い方が上手い。

●安井拓也(MF)
1位 中村憲剛(川崎/MF)
2位 レオ・シルバ(鹿島/MF)
3位 家長昭博(川崎/MF)
【選出理由】
 天皇杯で戦った時に、中村選手が途中から入って流れを持っていかれた。ポジショニングが秀逸。レオ・シルバ選手はお手本にしているひとり。守備力の高さと中央を抜けてくる攻撃参加が強烈。家長選手は昔から憧れです。
 
●大﨑玲央(DF)
1位 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京/FW)
2位 仲川輝人(横浜/FW)
3位 小林 悠(川崎/FW)
【選出理由】
 それぞれタイプが違うので、順位を付けるのは正直難しい……3人とも僅差です。ディエゴ選手は高さとスピードがあり、対面するのが嫌だった。仲川選手はやはり抜群のスピード、小林選手はゲームメイク力で選びました。

●酒井高徳(DF)
1位 小林 悠(川崎/FW)
2位 マルコス・ジュニオール(横浜/FW)
3位 仲川輝人(横浜/FW)
【選出理由】
 今季に限らず小林選手は得点パターンが多く、すごくハイレベル。あとはマルコス選手。つなぎもできて、自分も得点できるのが凄い。3人目は名古屋の前田選手と悩んだけど、安定感で仲川選手に。とにかく彼は初速が速い。

●飯倉大樹(GK)
1位 マルコス・ジュニオール(横浜/FW)
2位 仲川輝人(横浜/FW)
3位 喜田拓也(横浜/MF)
【選出理由】
 僕が夏までいた横浜から3人選びました(笑)。マルコス選手と仲川選手は得点力や1対1の強さが光る。超攻撃的な横浜が優勝できたのはふたりの存在が大きい。喜田選手の成長も感じる。潜在能力が開花した気がします。

取材●白井邦彦(フリーライター)

※『サッカーダイジェスト』2019年12月26日号より転載