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「快適な午後」「堅実なプレー」 冨安健洋、マンU戦でのプレーは軒並み及第点以上の評価! ディアッロとの対決や攻撃での貢献には様々な見方も

THE DIGEST編集部

2024.05.13

フル出場を果たした冨安は主に守備面での貢献が目立った。(C)Getty Images

 現地時間5月12日に行なわれたプレミアリーグ第37節で、アーセナルはマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下して5連勝を飾り、来週の最終節に向けてリーグ優勝に望みを繋いでいる。

 敵地オールド・トラフォードでの一戦、ボールポゼッション、シュート数ともにホームチームに上回られた「ガンナーズ」だったが、21分に敵陣深くに進入したカイ・ハバーツのクロスをニアに走りこんだレアンドロ・トロサールが合わせて先制ゴールを奪い、要所を締めたプレーで相手の反撃を許さずにリードを最後まで守り切った。

 戦前は欠場の可能性が示唆されていた冨安健洋は、この重要な一戦でも左SBとして先発出場を果たし、90分間、チームの無失点に貢献。攻撃については、アーセナル公式サイトが「激しいドリブルで突進した」と伝えている。
 
 データ専門サイト『WhoScored.com』によればこの背番号18は、ボールタッチ38回、シュート1回、パス18回(成功15回)、ドリブル1回、空中戦2回(勝利2回)、タックル3回(成功3回)、クリア2回、ファウル1回というスタッツを記録している。

 現地メディアの評価では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が10点満点の採点でチーム2番目タイとなる「7」の高採点を与えたが、日刊紙『The Guardian』は及第点の「6」止まりで、こちらは寸評で「(対面する)アマド・ディアッロからはほとんど問題を引き起こされることなく、ジョー・エバンスの攻撃をブロックしたが、試合終了間際にマンUのカウンターアタックを許してしまった」と綴った。

 一方、『THE Sun』紙は、「活発なディアッロによって試練を与えられた」と振り返るも、「冨安の努力は満足できるものだと言えよう。攻撃面ではあまり相手に脅威を与えなかったが、守備面では自身の役割を果たした」として、こちらは「7」の高採点を付与している。
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データ専門サイトは「チームに一貫したサポートを提供した」と称賛