現地8月17日に行なわれた2024-2025シーズンのリーグアン開幕戦で、モナコはサンテティエンヌを1-0で下した。殊勲の決勝ゴールでチームを白星スタートに導いたのは、右MFで先発出場した南野拓実だった。
21分にゴールネットを揺らしたものの、VAR検証によるオフサイド判定で無効とされていた南野は、その7分後、ヴァンデルソンの縦パスで抜け出すと、ダイレクトで相手GKの頭上を抜いてゴール。ここでも副審のフラッグは上がったものの、今度はVARによってオンサイドだったことが認められ、2シーズン連続でチームのホーム初戦におけるファーストスコアラーになるという名誉を手にした。
自身のSNSで「新シーズンの良いスタートだ」と喜びを表わした南野が果たした今季最初の仕事について、クラブはSNSや公式サイトで「日本人MFによる見事なループ」「なんというゴールだ!」と賛辞を贈り、また昨季開幕戦(クレルモンとのアウェーゲーム)に続いて南野とヴァンデルソンの連係が最初のゴール(昨季は南野がアシスト)を生んだことを紹介。リーグアンの公式サイトは、「見事なカウンター攻撃から、南野がサンテティエンヌのGKに向かって疾走し、巧みなロブシュートで頭上を破った」と伝えている。
現地メディアの報道では、スポーツ紙『L’EQUIPE』が「南野は、昨季のホーム初戦で2ゴールを挙げたパフォーマンスを繰り返すところだった。しかし、ブレール・エムボロの見事なリターンパスを受けて、相手GKを破ったプレーは僅かにオフサイド。それでもこの日本人選手は、すぐに再びゴールを祝うことができた。ヴァンデルソンからのロングボールに反応し、ワンタッチで見事なロブシュートを決め、公国のチームにリードをもたらしたのだ」と綴った。
日刊紙『LE FIGARO』は、「南野は21分に先制点を決めたと思われたが、オフサイドで取り消し。しかし彼にとってそれは単なる遅れに過ぎなかった」「昨季は開幕3試合で3得点と好スタートを切った南野が、今季も同様に好調で、21分のゴールの取り消しの後、素晴らしいロブショットで先制点を決めた。エムボロとのコンビネーションは非常に良好である」と、そのプレーをポジティブに評している。
『ouest france』紙は「南野が素晴らしいテクニックで先制ゴール」と称賛し、スポーツ専門サイト『Made in FOOT』はオフサイドでのゴール取り返しに言及した後で「28分のプレーは南野にとって良い結果となった! ロビングでのフィニッシュは、その瞬間における日本人選手の冷静さを物語っている」と指摘した。
『maxifoot.fr』は、「南野が繊細なロブショットで試合の流れを変える」と伝えるとともに、10点満点の採点では単独最高の「7.5」を南野に与えて「マン・オブ・ザ・マッチ」に選定。寸評では、「昨季のパフォーマンスを引き継ぐ形で良いプレーを見せ、特定の場面では非常に良いパフォーマンスを発揮。終始危険な存在であり、後半開始後には3度も2得点目に近づくなど、ピッチ上で最もアクティブであり、相手に脅威を与える選手だった」とポジティブにそのプレーを総括している。
最後にモナコのクラブ専門サイト『LA DIAGONALE』は、「日本人選手はシーズンを好調にスタートし、正確で巧妙なロブシュートでゴール。一度はオフサイドと判定されるも、最終的に認められた。南野は多くのボールを得るために走り回り、多くのチャレンジを試みたが、一方でそれらを無駄にしてしまう場面も時折見られた」と評し、採点はエムボロと並んで最高の「7」とした。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】モナコのシーズンファーストスコアラーは南野! 鮮やかなロブシュートが炸裂!
21分にゴールネットを揺らしたものの、VAR検証によるオフサイド判定で無効とされていた南野は、その7分後、ヴァンデルソンの縦パスで抜け出すと、ダイレクトで相手GKの頭上を抜いてゴール。ここでも副審のフラッグは上がったものの、今度はVARによってオンサイドだったことが認められ、2シーズン連続でチームのホーム初戦におけるファーストスコアラーになるという名誉を手にした。
自身のSNSで「新シーズンの良いスタートだ」と喜びを表わした南野が果たした今季最初の仕事について、クラブはSNSや公式サイトで「日本人MFによる見事なループ」「なんというゴールだ!」と賛辞を贈り、また昨季開幕戦(クレルモンとのアウェーゲーム)に続いて南野とヴァンデルソンの連係が最初のゴール(昨季は南野がアシスト)を生んだことを紹介。リーグアンの公式サイトは、「見事なカウンター攻撃から、南野がサンテティエンヌのGKに向かって疾走し、巧みなロブシュートで頭上を破った」と伝えている。
現地メディアの報道では、スポーツ紙『L’EQUIPE』が「南野は、昨季のホーム初戦で2ゴールを挙げたパフォーマンスを繰り返すところだった。しかし、ブレール・エムボロの見事なリターンパスを受けて、相手GKを破ったプレーは僅かにオフサイド。それでもこの日本人選手は、すぐに再びゴールを祝うことができた。ヴァンデルソンからのロングボールに反応し、ワンタッチで見事なロブシュートを決め、公国のチームにリードをもたらしたのだ」と綴った。
日刊紙『LE FIGARO』は、「南野は21分に先制点を決めたと思われたが、オフサイドで取り消し。しかし彼にとってそれは単なる遅れに過ぎなかった」「昨季は開幕3試合で3得点と好スタートを切った南野が、今季も同様に好調で、21分のゴールの取り消しの後、素晴らしいロブショットで先制点を決めた。エムボロとのコンビネーションは非常に良好である」と、そのプレーをポジティブに評している。
『ouest france』紙は「南野が素晴らしいテクニックで先制ゴール」と称賛し、スポーツ専門サイト『Made in FOOT』はオフサイドでのゴール取り返しに言及した後で「28分のプレーは南野にとって良い結果となった! ロビングでのフィニッシュは、その瞬間における日本人選手の冷静さを物語っている」と指摘した。
『maxifoot.fr』は、「南野が繊細なロブショットで試合の流れを変える」と伝えるとともに、10点満点の採点では単独最高の「7.5」を南野に与えて「マン・オブ・ザ・マッチ」に選定。寸評では、「昨季のパフォーマンスを引き継ぐ形で良いプレーを見せ、特定の場面では非常に良いパフォーマンスを発揮。終始危険な存在であり、後半開始後には3度も2得点目に近づくなど、ピッチ上で最もアクティブであり、相手に脅威を与える選手だった」とポジティブにそのプレーを総括している。
最後にモナコのクラブ専門サイト『LA DIAGONALE』は、「日本人選手はシーズンを好調にスタートし、正確で巧妙なロブシュートでゴール。一度はオフサイドと判定されるも、最終的に認められた。南野は多くのボールを得るために走り回り、多くのチャレンジを試みたが、一方でそれらを無駄にしてしまう場面も時折見られた」と評し、採点はエムボロと並んで最高の「7」とした。
構成●THE DIGEST編集部
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