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「彼は我々に大きな喜びを与えてくれるだろう」ベティスがアルゼンチン代表MFロ・チェルソを再獲得! UAEに去ったフェキルの後釜として

THE DIGEST編集部

2024.08.31

古巣のベティスに復帰したロ・チェルソ。かつてはビジャレアルでもプレーした。(C)Getty Images

 現地時間8月30日、ラ・リーガのベティスが、アルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソをトッテナムから獲得したことを発表した。

 現在28歳のロ・チェルソにとってベティスは、2018年8月から1年間在籍した古巣。当時はパリSGからのレンタルでの加入だったが(シーズン終了後に完全移籍)、今回は完全移籍で、2028年6月までの4年契約を結んでいる。移籍金はボーナス込みで500万ユーロ(約8億円)。そして、ベティス入団2年目のアメリカ代表MF、ジョニー・カルドーゾ(22歳)の優先交渉権も付与されたと『Marca』紙などが報じている。

 ベティスは今夏、フランス代表MFナビル・フェキルのアル・ジャジーラ(UAE)への売却をすでに決めており、その代役を探していた。獲得候補リストの最上位に名前があったダニ・セバジョス(レアル・マドリー)の呼び戻しには、金銭面で折り合いがつかず失敗したが、数か月の話し合いを経てロ・チェルソの獲得に成功している。
 
 コパ・アメリカ2024では、5試合に出場して1アシストを記録し、アルゼンチン代表の大会連覇に貢献したロ・チェルソ。トッテナムでは、望んだほどの出場機会を確保できていない現状に加え、契約が今季終了後に満了を迎えることから、今夏中の移籍の噂が以前から囁かれていた。

 地元紙『Diario de Sevilla』によれば、6年ぶりに古巣に復帰したロ・チェルソについて、ベティスのアンヘル・アロ・ガルシア会長は、「我々はすでに彼のことを知っている。彼に愛を与えることに集中しなければならないし、彼は間違いなく我々に大きな喜びを与えてくれるだろう」と大きな期待を寄せているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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