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日本代表

「明らかに遅れたサッカーをしていた」中国メディア、衝撃大敗の原因を痛烈に指摘!「日本が成長を続けている間に我々は…」

THE DIGEST編集部

2024.09.07

試合後にサポーターへ挨拶をする中国代表チーム。母国メディアからは手厳しい批判を受けている。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

試合後にサポーターへ挨拶をする中国代表チーム。母国メディアからは手厳しい批判を受けている。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 9月5日に行なわれた2026年北中米ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表は中国代表に7-0の圧勝を飾り、白星スタートを切っている。

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 埼玉スタジアム2002での一戦は、立ち上がりからホームチームが攻め込み、12分にセットプレーから遠藤航のフリーでのヘッド弾が決まると、前半アディショナルタイム(AT)にも三苫薫が頭でゴールネットを揺らす。後半は「サムライブルー」の得点力が爆発し、52、58分に南野拓実が、77分には伊東純也がそれぞれ個人技で追加点、87分にも前田大然のヘディングシュートが炸裂し、最後はATに久保建英が中央から左足を振り抜いてゴールラッシュを締めた。

 得点数もさることながら、守備でも相手のシュートを1本(枠外)に抑えるなど、圧倒的な内容で勝点3を得た日本について、FIFA(国際サッカー連盟)は公式サイトで「8大会連続でのW杯出場を目指す日本は、中国に大勝を飾り、最高のスタート」「最後まで危ない場面を迎えることなく、完璧な戦いぶりで勝点3を獲得した」と伝えている。

 予想以上の大差でショッキングな敗北を喫した中国のブランコ・イバンコビッチ監督は、「まず日本の勝利を祝福したい。試合前にも言った通り、日本は大変強いチームなので、非常にタフな試合となった。日本はアジアのトップというだけでなく、ワールドクラスなチームだ」と対戦相手を称えたが、中国の母国メディアも完敗を報じるとともに、自国代表チームに対しては当然ながら厳しい見解を示した。

 通信社『新華社』は、「中国はアウェーで日本に0-7と、W杯予選史上最大の敗北を喫した。ホームチームは完全に優位に立ち、90分間を通して17本のシュートを放ち、そのうち9本が枠内に飛び、ボール支配率は75%を超えた。一方、中国は有効な攻撃を一度も組織できず、シュートはわずか1回で、それも枠内には飛ばなかった」と、両チームの対象ぶりを強調している。
 
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