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海外サッカー

「粘り強いプレーで評価に値する」カラバオ杯で今季初スタメンの遠藤航に現地メディアは概ね高評価! 一方で「起用されない理由が見えてくるような場面も…」

THE DIGEST編集部

2024.09.27

カラバオ・カップのウェストハム戦で今季初先発を果たしたリバプールの遠藤。(C)Getty Images

カラバオ・カップのウェストハム戦で今季初先発を果たしたリバプールの遠藤。(C)Getty Images

 現地時間9月25日に行なわれたカラバオ・カップ3回戦で、リバプールはウェストハム相手にディオゴ・ジョタ、モハメド・サラー、コディ・ガクポのゴールで5-1の大勝を飾り、ブライトンが待つ次ラウンドに駒を進めた。また、この一戦で遠藤航は今季初の公式戦先発出場を果たしている。

 それまでの公式戦6試合で2試合出場、しかも終了間際のわずかな時間に止まり、4日前のプレミアリーグ第5節ボーンマス戦ではベンチ入りすらしなかった背番号3が、アルネ・スロット体制下でようやくスタメン入りし、中盤の底で奮闘。21分に相手のCKからの混戦で、クリアがジャレル・クアンサーに当たってゴールラインを割るという不運はあったが、守備的MFとしての役割はやり遂げたと言えよう。

 データ専門サイト『WhoScored.com』によれば、遠藤は82分に交代でベンチに退くまでに、ボールタッチ66回(両チームの選手で5番目の多さ)、シュート1回(枠外)、パス47回(成功44回)、キーパス1回、ドリブル2回、空中戦4回(勝利3回)、タックル1回(成功)、クリア1回、インターセプト2回、ボールロスト2回、ファウル2回というスタッツを記録している。
 
 現地メディアの報道では、日刊紙『The Guardian』が「スロット監督は、ボーンマス戦からメンバーを9人も入れ替えた。彼は試合後、『我々には多くのクオリティーの高い選手がいる』と語ったが、その通りだった」「ピッチ上の顔ぶれは変わっても、リバプールとウェストハムのストーリーは変わらなかった」と伝えたが、今季初スタメンの遠藤に対する評価はいかなるものだったのか。

 スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点でチーム3番目タイの「7」を付与。英国公共放送『BBC』の視聴者による採点では出場15選手のうち12番目となったものの、こちらも「7.12」という高い数字となり、日刊紙『Daily Mail』も「7」を与えて、以下のように遠藤のプレーを評している。
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