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「虎のように激しく執拗」 CL初ゴールを含む2得点に絡む活躍でセルティックの快勝に貢献の旗手怜央に各方面から賛辞! 前田大然、古橋亨梧も高評価

THE DIGEST編集部

2024.11.07

ライプツィヒ戦でCL初ゴールを挙げた旗手。(C)Getty Images

 セルティックは現地時間11月5日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第4節で、RBライプツィヒを3-1で下し、勝点を7に積み上げている。

 スロバン・ブラチスラバ相手に5-1の大勝で最高のスタートを切るも、ドルトムントに1-7の惨敗を喫し、アタランタ戦のスコアレスドローで持ち直すという乱高下を経てのホームゲームは、23分にセットプレーからドイツの強豪に先制を許すも、35分、前半アディショナルタイムと、ニコラス・キューンの連続得点によって逆転。さらに72分、旗手怜央がニアポストでこぼれ球を反応良く詰めてダメを押してみせた。

 今季公式戦4得点目、CLでは3シーズン目の参戦で初得点を記録した旗手だが、この試合でもチャンスメイクは冴え渡り、クラブの公式サイトも「開始早々、旗手が前田大然に通した鋭いパスが試合のリズムを作った」と伝えた他、アリスター・ジョンストンへの「巧みなパス」やチームの2点目での関与についても賛辞を贈っている。

 UEFA(欧州サッカー連盟)も、この背番号41のプレーを再三称賛し、チーム2点目の場面では「旗手が左サイドの危険なエリアで巧みな働きを見せた」、彼自身が挙げた3点目については「旗手はそれに値した。このMFは今夜素晴らしいプレーを披露。虎のように激しく、執拗で、常にゴールを狙っていた。GKペテル・グラチがクロスをブロックしたところを、日本代表選手がゴール上段に叩き込んだ」と、それぞれ綴った。

 現地メディアの評価を見ると、日刊紙『THE SCOTSMAN』は10点満点の採点で「8」を旗手に与え、「前半には素晴らしい浮き球のクロスを何度も送ったが、残念ながら味方には繋がらなかった。必要な時にセルティックがボールを保持できるように貢献。ペナルティーエリア端からのシュートは運悪くゴールにならなかったものの、その努力と献身に相応しいゴールを決めた」とプレーを振り返っている。
 
 一方、『THE SCOTTISH Sun』紙は、「(2点目では)見事な落ち着きと絶妙なパスで、グレッグ・テイラーが飛び込んでゴールへのクロスを送る場面を演出。本当にプレーが滑らかなMFだ。スペースを見つけるのが得意で、何度か良いシュートを放ち、最後には自身がゴールを決めた」として、こちらも採点は「8」となった。

 同採点とした『Daily Record』紙は、「ビッグプレーヤー。力強い走りで2点目のゴールに絡み、さらに自身による3点目で勝利を決定づけた」と、こちらも寸評はポジティブな内容となり、ライブ実況の記事では「こぼれ球をゴールの天井に打ち上げ、相手のミスを許さなかった」と報じている。

 なお、この試合では旗手の他、前田大然、古橋亨梧もスタメンに名を連ねて、内容の伴った重要な勝利に貢献。『THE SCOTTISH Sun』紙は前田に対して、「前半に枠を大きく外して絶好機を逃し、非常に悔しがっていた。ライプツィヒの守備陣にとって常に脅威となった彼は、世界でも最高の展開役のひとりだ。終盤にオフサイドでゴールが取り消された」と絶賛した。

 また古橋にも、『THE SCOTSMAN』から「絶え間ないプレッシングでライプツィヒの守備陣に問題を引き起こした。前半はあまりゴールに迫れなかったが、ハーフタイム直前に見事なスキルを見せ、自らチャンスを作り出したが、相手に上手くブロックされた。後半はさらに存在感を増し、ライプツィヒの守備陣を何度も後退させた」と賛辞を贈られている。

構成●THE DIGEST編集部

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