海外サッカー

遠藤航、イプスウィッチ戦でも堅実な働きを披露「安定したパフォーマンスが通常のものに」と現地メディアから高評価!「チームが試合を締め括るのを助けた」

THE DIGEST編集部

2025.01.27

顔面に危険なタックルを受けるシーンもあった遠藤だが、堅実なプレーで勝利に貢献。(C)Getty Images

 リバプールは現地時間1月25日に行なわれたプレミアリーグ第23節でイプスウィッチを4-1で撃破。ドミニク・ソボスライ、モハメド・サラー、コディ・ガクポ(2点)が得点を重ねた「レッズ」は、アルネ・スロット監督が「ほぼ完璧」と絶賛したパフォーマンスで2連勝を飾っている。

【動画】ランスの中村敬斗が5節に続き、またしてもパリSGからゴールを奪う!

 このホームゲームで、リードを4点に広げた直後の68分に、遠藤航がライアン・フラーフェンベルフに代わってピッチに登場。4試合ぶりのリーグ戦出場となった日本代表キャプテンは、22分間のプレーにおいてボールタッチ13回、パス9回(成功9回)、ボール奪取1回、クリア1回、地上デュエル3回(勝利2回)、ファウル1回というスタッツを記録した(データ専門サイト『FOTMOB』より)。

 彼に対する現地メディアの評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』や日刊紙『Daily Mail』『EXPRESS』が10点満点の採点で及第点の「6」を与え、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点では、チーム12番目ながら「7.37」と高採点。ちなみに交代選手の中では最高の数字となっている。

 リバプールのメディアでは、地元紙『ECHO』が80分に遠藤が競り合いでフリオ・エンシソの危険なプレーでピッチに倒れた場面に言及し、「ハードなチャレンジを受けたが、それでも立ち上がった」と記述し、採点はこちらも「6」を付与。「積極的に動き回った」として「7」の高採点とした総合サイト『Liverpool World』も、「エンシソから、レッドカードが掲げられてもおかしくないほどの激しいファウルを受けた」と振り返った。
 
 スポーツ専門サイト『sportskeeda』も「中盤の底で試合を終わらせるためにフラーフェンベルフに代わって出場し、酷いタックルを受けた」とラフプレーの被害に触れたが(採点は「6」)、『VAVEL』の英語版は彼のプレーにのみ注目し、「中盤でテンポを保ち、上手くプレーを遮断して、チームが試合を締め括るのを助けた」とポジティブに評し、採点は「6.5」としている。

 そしてリバプールのクラブ専門サイトでは、『THIS IS ANFIELD』が「7」の高採点を与え、寸評でも「短い出場時間でも安定したパフォーマンスを発揮し、これが通常のものとして認識されてきている」と称賛。「6」とした『LIVERPOOL.COM』は「エンシソから退場モノの激しいタックルを受けたが。それでもプレーを続けたのは見事だった」と綴った。

 最後に『ROUSING THE KOP』は、「7」を与えて「いつも通りの粘り強いプレーを披露した」と賛辞を贈った後、「顔に膝を入れられたが、なぜかエンシソは警告だけで済んだ」と、危険なプレーに対する審判の対応に対して疑問を呈している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】CL7節バイエルン戦ハイライト、上田綺世が名手ノイアーの牙城を破る!

【動画】久保建英、古巣ビジャレアル相手に決勝弾!

【動画】CL7節ハイライト、バルサが1-3からの大逆転でベンフィカに劇的勝利!