リーグアンのスタッド・レンヌ(以下レンヌ)は1月27日、スコットランド・プレミアシップのセルティックから日本代表FWの古橋亨梧を獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月までで、背番号は7。
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リーグでは4連敗(公式戦5連敗)を喫し、降格圏(18チーム中の16位)に沈むなど不振に苦しんでいるフランス・ブルターニュのクラブは、今冬にMFセコ・フォファナ、GKブライス・サンバを補強していたが、新たに得点力アップを狙ってセルティックで輝かしい実績を積んだストライカーを迎え入れることに成功した。
レンヌのアルノー・プイユ会長は「キョウゴの加入は、クラブ全体の願いだった。彼は技術的に優れた選手であり、チームを強化してくれる存在だ。セルティックで素晴らしいキャリアを積んで多くのトロフィーを獲得した後、レンヌに加入してくれたことを嬉しく思う。彼がスコットランドで見せた効率的なプレーと成功を、ここでも発揮してくれることを期待している」と、歓迎の意を示している(クラブ公式サイトより)。
古橋は、「レンヌで新しいチームメイトたちと出会えることにとても興奮しています。チームのパフォーマンス向上に、すぐにでも貢献したいと思っています。セルティックでの素晴らしい数年間を経て、僕は新たな挑戦を求めていました」と移籍の理由を明かした後、以下のように続けた。
「このリーグは、フィジカル的にも、技術的にも、非常に競争が激しいです。ホルヘ・サンパオリ監督やクラブ幹部の方々は、僕がチームに経験と能力をもたらすことを強く期待していると話してくれました。クラブは過去数シーズンと比べて順位を落としており、我々の目標はこれを上げることです。僕はレンヌで全力を尽くす準備ができています」
公式サイトは、「キョウゴはセルティックで、公式戦165試合で85得点、平均すると2試合に1得点という驚異的な効率性で活躍し、3シーズンにわたってファンを喜ばせてきた。ヴィッセル神戸でアンドレス・イニエスタとプレーし、日本でのキャリアを切り拓いた彼は、ボールを持つ時も持たない時も常に走り続け、相手を翻弄する能力で知られている。特長とする献身的なプレースタイルで、チャンピオンズリーグでは19試合に出場という経験を積み、欧州最高のDFたちと対戦してきた」と、新加入選手の実績を紹介している。
フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は、この移籍によってレンヌからセルティックに1200万ユーロ(約19億4000万円)が支払われたこととともに、2021年から23年までセルティックで彼と共闘し、その後サウジアラビアのアル・イテハドに移籍した後、昨夏にレンヌに加入していたジョタの退団とセルティック復帰を伝えた。
一方、ブルターニュの日刊紙『Le Telegramme』は、「この30歳のストライカーは、欧州ではあまり知られていない存在だが、スコットランドに渡って以来、驚異的な効率性を発揮している」として、その実績や神戸でイニエスタ、ルーカス・ポドルスキといったワールドクラスとプレーしたことを紹介し、「奈良県生駒市出身の日本代表は、環境に迅速に適応する力を持っている」と、リーグアンで17人目の日本人選手になる彼をポジティブに評している。
スコットランド日刊紙『The Herald』は、正式発表前に「降格圏に沈み、監督解任の危機に直面しているクラブに加入」と自国リーグを去ったストライカーの去就を報じ、「日本人スターの到来によってポジションを失う見込み」のアルジェリア人ストライカー、アミーヌ・グイリの「古橋が来る理由は、我々が彼を必要としているからだ。攻撃の強化が求められているクラブにとって良いこと。チーム全体のレベルが向上すると思う。彼が大いに助けてくれることを期待している」とのコメントを紹介した。
同じくスコットランドの『THE SCOTSMAN』は、古橋が去ったセルティックにおける彼の後釜探しに注目。候補として、エバン・ファーガソン(ブライトン)、マティアス・クビストゴーデン(ブレンビー)、ルイ・バリー(アストン・ビラ)、エマヌエル・ラッテ(ミドルスブラ)、タミー・エイブラハム(ミラン)、トロイ・パロット(AZ)、ジェイミー・ヴァーディー(レスター)、ボヤン・ミオフスキー(ジローナ)、オドソンヌ・エドゥアール(クリスタル・パレス)、そしてダニエル・カミングス(セルティック・ユース)の名を挙げている。
構成●THE DIGEST編集部
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リーグでは4連敗(公式戦5連敗)を喫し、降格圏(18チーム中の16位)に沈むなど不振に苦しんでいるフランス・ブルターニュのクラブは、今冬にMFセコ・フォファナ、GKブライス・サンバを補強していたが、新たに得点力アップを狙ってセルティックで輝かしい実績を積んだストライカーを迎え入れることに成功した。
レンヌのアルノー・プイユ会長は「キョウゴの加入は、クラブ全体の願いだった。彼は技術的に優れた選手であり、チームを強化してくれる存在だ。セルティックで素晴らしいキャリアを積んで多くのトロフィーを獲得した後、レンヌに加入してくれたことを嬉しく思う。彼がスコットランドで見せた効率的なプレーと成功を、ここでも発揮してくれることを期待している」と、歓迎の意を示している(クラブ公式サイトより)。
古橋は、「レンヌで新しいチームメイトたちと出会えることにとても興奮しています。チームのパフォーマンス向上に、すぐにでも貢献したいと思っています。セルティックでの素晴らしい数年間を経て、僕は新たな挑戦を求めていました」と移籍の理由を明かした後、以下のように続けた。
「このリーグは、フィジカル的にも、技術的にも、非常に競争が激しいです。ホルヘ・サンパオリ監督やクラブ幹部の方々は、僕がチームに経験と能力をもたらすことを強く期待していると話してくれました。クラブは過去数シーズンと比べて順位を落としており、我々の目標はこれを上げることです。僕はレンヌで全力を尽くす準備ができています」
公式サイトは、「キョウゴはセルティックで、公式戦165試合で85得点、平均すると2試合に1得点という驚異的な効率性で活躍し、3シーズンにわたってファンを喜ばせてきた。ヴィッセル神戸でアンドレス・イニエスタとプレーし、日本でのキャリアを切り拓いた彼は、ボールを持つ時も持たない時も常に走り続け、相手を翻弄する能力で知られている。特長とする献身的なプレースタイルで、チャンピオンズリーグでは19試合に出場という経験を積み、欧州最高のDFたちと対戦してきた」と、新加入選手の実績を紹介している。
フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は、この移籍によってレンヌからセルティックに1200万ユーロ(約19億4000万円)が支払われたこととともに、2021年から23年までセルティックで彼と共闘し、その後サウジアラビアのアル・イテハドに移籍した後、昨夏にレンヌに加入していたジョタの退団とセルティック復帰を伝えた。
一方、ブルターニュの日刊紙『Le Telegramme』は、「この30歳のストライカーは、欧州ではあまり知られていない存在だが、スコットランドに渡って以来、驚異的な効率性を発揮している」として、その実績や神戸でイニエスタ、ルーカス・ポドルスキといったワールドクラスとプレーしたことを紹介し、「奈良県生駒市出身の日本代表は、環境に迅速に適応する力を持っている」と、リーグアンで17人目の日本人選手になる彼をポジティブに評している。
スコットランド日刊紙『The Herald』は、正式発表前に「降格圏に沈み、監督解任の危機に直面しているクラブに加入」と自国リーグを去ったストライカーの去就を報じ、「日本人スターの到来によってポジションを失う見込み」のアルジェリア人ストライカー、アミーヌ・グイリの「古橋が来る理由は、我々が彼を必要としているからだ。攻撃の強化が求められているクラブにとって良いこと。チーム全体のレベルが向上すると思う。彼が大いに助けてくれることを期待している」とのコメントを紹介した。
同じくスコットランドの『THE SCOTSMAN』は、古橋が去ったセルティックにおける彼の後釜探しに注目。候補として、エバン・ファーガソン(ブライトン)、マティアス・クビストゴーデン(ブレンビー)、ルイ・バリー(アストン・ビラ)、エマヌエル・ラッテ(ミドルスブラ)、タミー・エイブラハム(ミラン)、トロイ・パロット(AZ)、ジェイミー・ヴァーディー(レスター)、ボヤン・ミオフスキー(ジローナ)、オドソンヌ・エドゥアール(クリスタル・パレス)、そしてダニエル・カミングス(セルティック・ユース)の名を挙げている。
構成●THE DIGEST編集部
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