イタリア・セリエAユベントスのエース、ドゥシャン・ヴラホビッチの退団がほぼ確実となった。伊紙『Gazzetta dello Sport』は1月28日に報じた。
「3年前の1月28日、自身の誕生日にヴラホビッチはフィオレンティーナからユベントスに加入。ちょうど3年後の同じ日、ユベントスでの3周年とバースデーを祝うことになるが、彼の未来はユベントスから遠く離れたところにあるだろう」
22年の冬の移籍市場で、ヴラホビッチはユベントスと26年6月までの契約を結んだ。その26年6月を1年半後に迎えた現時点で、契約延長の交渉は進んでいない。ヴラホビッチには契約満了で退団する意思があり、一方のクラブ側は高額年俸1050万ユーロ(約17億円。25ー26シーズンから年俸は1200万ユーロ=約19億円=になる)を削減するために、年俸を下げた新契約を準備。このように両者は別々の方向を向いており、もはや退団は既定路線となっている。
同紙も「ヴラホビッチとユベントスは決別した。すぐに退団するのか、夏になるのか。契約を延長しないのなら、当然の結末だ」と記載。続けて、「今冬の移籍がないのであれば、両者は今シーズン終了まで共存していかなければならない。数字こそ異なるものの、この状況は、最終的にリバプールに移籍した昨夏のフェデリコ・キエーザを彷彿とさせる」と伝えた。
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ユベントスは今冬にパリ・サンジェルマンからFWランダル・コロ・ムアニを今シーズン終了までのレンタルで獲得。ヴラホビッチの電撃退団に備えている。早ければ今冬、遅くても夏の移籍市場で退団するヴラホビッチの後釜として、ユベントスのクリスティアーノ・ジュントリFDは、チアゴ・モッタ監督が昨シーズンのボローニャで指導したヨシュア・ジルクゼー(マンチェスター・U)、ジュントリFDがナポリSD時代に獲得したヴィクター・オシムヘン(ナポリからガラタサライにレンタル中)が候補に挙がっていると同紙は報じている。
今シーズンのセリエAで18試合で7ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)では6試合で4ゴールを決めているヴラホビッチは、1月3日に行なわれたスーペルコッパ・イタリアーナのミランとの準決勝で負傷。1月11日の20節トリノ戦、14日の19節順延分アタランタ戦を欠場し、18日の21節ミラン戦では83分から、25日の22節ナポリ戦では82分から途中出場している。
構成●THE DIGEST編集部
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今シーズンのセリエAで18試合で7ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)では6試合で4ゴールを決めているヴラホビッチは、1月3日に行なわれたスーペルコッパ・イタリアーナのミランとの準決勝で負傷。1月11日の20節トリノ戦、14日の19節順延分アタランタ戦を欠場し、18日の21節ミラン戦では83分から、25日の22節ナポリ戦では82分から途中出場している。
構成●THE DIGEST編集部
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