日本代表は３月20日、2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第７節でバーレーンと対戦するが、ここで勝点３を奪えばグループCの２位以内が確定し、史上最速、３試合を残して８大会連続８回目の本大会出場が決定する。

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　敵地で５-０の大勝を飾った相手のホームゲームに向けて、森保一監督は「一言で言うと強いという印象を持っている。直近のガルフカップも優勝しており、より自信をもって挑んでくる。日本には早く入り、しっかり準備している。我々への対策も徹底的に準備をしていると思う。厳しい試合になることを覚悟して、彼らを上回っていかなければならない」と、全く気を緩めていない。

　一方、FIFA（国際サッカー連盟）は「W杯予選突破一番乗り」を日本が果たせるかどうかに注目し、公式サイトで「日本は歴史を作ろうとしている。アジア予選において日本はここまで、間違いなく最も印象的な戦いを繰り広げている」として、「８回連続のW杯出場までにあと１勝を残すのみ」と伝え、AFC（アジア・サッカー連盟）公式サイトは「森保監督は、選手が仕事をやり遂げることを期待しているだろう。特にバーレーンには、昨年９月に快勝していることを考えればなおさらである」と綴っている。
  　各国メディアの報道では、本大会開催国アメリカの通信社「AP」が「サムライブルーにとっては単純な方程式。勝てば８回目のW杯出場が保証される」、英国の日刊紙『The Guardian』は「日本は２年にわたる予選のプロセスを経て、本大会行きを決める最初の国となりそうだ。残り４試合の時点で３位インドネシアに10勝点差をつけている」と、それぞれ報じた。

　英国のスポーツ専門サイト『Sports Mole』は、「日本は2022年カタール・ワールドカップのラウンド・オブ16でクロアチアにPK戦で敗れて以降、驚異的な成績を収めており、その後の27試合で22勝を挙げている。木曜日に勝利を挙げれば、開催国以外では史上最速で本大会進出となる。また、引き分けでもライバルの結果次第で出場権を手にする」と紹介してから、この一戦の展望を行なっている。

「W杯出場が懸かる重要な試合に向け、森保監督は予想通り強力なメンバーを招集。三笘薫や久保建英などの常連メンバーが含まれている。また、負傷していた上田綺世、長期離脱の伊藤洋輝もそれぞれ復帰。バーレーン戦で北中米行きを確定させるため、森保監督はこれらの選手をスタメンに起用する可能性が高い」

「一方、バーレーンもガルフ杯優勝時のメンバーに近い布陣で臨むと予想されており、この大会でチーム最多得点者だったモハメド・マルフーンが先発すると見られている。守備ではワリード・アルハヤムとアミン・ベナディがCBとして起用され、アブドゥラー・アルハラシとハマド・アルシャムサンがSBを務める見込みである」

　そして試合については、「日本はここまでの予選で圧倒的な強さを見せており、バーレーンにも前回の対戦で５-０と勝利していることから、今回も日本が支配的な試合を展開すると思われる」と順当な結果となることを予想し、スコアは「４-０で日本の勝利」とした。

　インドのスポーツ専門サイト『sportskeeda』は、「最終予選でも無敗記録を継続しているサムライブルーは、ホームでは100％の勝率を誇る今カードで、得点力を発揮するものと期待される。対して１月のガルフカップで５試合中４勝を挙げて優勝したバーレーンは、この好調を維持したいところだが、日本相手には直近の４試合で無得点、逆に失点は11に達している。こうしたことを考慮すると、日本が快勝を収めるだろう」と展望している（予想スコアは３-０）。

構成●THE DIGEST編集部

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