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日本代表

「圧巻のクオリティ」「格が違う」W杯予選6発大勝締めの日本代表に各国メディアが賛辞! インドネシアも「世界レベルの実力」に脱帽

THE DIGEST編集部

2025.06.12

W杯アジア最終予選を首位通過した日本代表。来年の本大会が楽しみだ。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

W杯アジア最終予選を首位通過した日本代表。来年の本大会が楽しみだ。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 6月10日に行なわれた2026年北中米ワールドカップのアジア最終予選最終節で、日本代表はインドネシア代表を6-0の大差で下し、7勝2分け1敗・30得点3失点の首位という成績で全日程を終えている。

【動画】インドネシア戦、代表デビュー三戸舜介のアシストから鎌田大地の先制ヘッド
 前節オーストラリア戦で今予選初の敗戦を喫した「サムライブルー」は、最終戦を白星で飾るべく、序盤からオランダのレジェンドであるパトリック・クライファート率いるインドネシアを攻め立て、15分に鎌田大地のヘッド弾で先制すると、4分後に久保建英の右足、前半終了間際には鎌田の個人技からのゴールとリードを広げ、後半に入っても森下龍矢のダイレクトボレー(55分)、久保の浮き球アシストによる町野修斗の5点目(58分)と続き、80分に細谷真大がこぼれ球を詰めて大阪・吹田でのゴールショーを締めた。

 
 71%のボールポゼッション、22本(枠内10本)のシュート数を記録し、守備では相手に1本のシュートも許さなかったこの大勝劇を、FIFA(国際サッカー連盟)は公式サイトで「先週の敗戦から巻き返しての圧勝」と伝え、6つのゴールに対しては「鮮烈」「強烈」「流れるような展開」と賛辞を用いている。

 一方、AFC(アジア・サッカー連盟)の公式サイトは「見事な勝利」「最終予選を勝点23で終えるという、素晴らしい結果を残した」とポジティブに綴り、クライファート監督の「日本は非常にクオリティが高い。個人レベルでも、チームレベルでも、これがW杯に出場するレベルのチームだと実感した。本当に素晴らしい」とのコメントを紹介した。

 日本の強さに脱帽したのは敵将だけでなく、インドネシア・メディアも同様で、日刊紙『Jawa Pos』は「日本がインドネシアに対し、最大の勝利記録に並んだ。6-0の勝利は1976年(ムルデカ大会)以来である。この結果は歴史的なものだけでなく、グループCでの素晴らしいフィナーレでもあった。勝点23で30得点、失点わずか3点という印象的な数字を記録。この支配力がアジアの強豪としての地位を確固たるものにし、本大会においても有力候補としてみなされている」と対戦相手を評している。

 また、「日本は開始から終了の笛まで終始圧倒し、大差のスコアで試合を制した。ただ勝っただけでなく、彼らは世界レベルの実力を存分に見せつけ、組織的なプレー、ハイプレッシャー、そして攻撃の効率性が際立っていた」と称賛し、自国代表の視点から「この敗北は『ガルーダ(チームの愛称)』にとって、早急なチーム全体の見直しが必要だという強い警鐘となった」と綴った。

 さらに同メディアは、「キャプテンの遠藤航は試合前、『観ていて楽しいと思える試合を見せ、勝点3を獲得して予選を終えたい』と語っていたが、その言葉通りの圧勝劇。そして内容は予想をはるかに超えるものだった。これは、日本がいかに真剣に、全力で準備を進めてきたかを示す象徴的なものとなった」と、その姿勢も評価している。
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