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海外サッカー

南野拓実、期待された「スーパーサブ」としての得点はなし。現地メディアの評価は様々「相手が非常に警戒」「チャンスを無駄にした」

THE DIGEST編集部

2022.01.21

 そしてアーセナルとのリターンマッチ、ゴードンに代わって63分から交代出場した南野は、ボックス内でこぼれ球を拾ってのシュートがブロックされるなど、ゴールを奪うことはできなかった。自身のSNSでは「レッツゴー、ウェンブリー!」と決勝進出を喜んだ彼に対して、現地メディアは様々な評価を下している。

 スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点で「5」(チームでは下から2番目の評価)を与え、寸評では「ピッチに登場してからしばらくは奮闘したが、あまりアーセナルに脅威を与えることはできなかった」と記述。一方、『Liverpool Echo』は「カラバオ杯での得点記録を継続するための良い出だしだったが、阻止された」と厳しめながらも、採点は「6」と及第点だった。
 
 リバプールの専門メディアでは『THIS IS ANFIELD』も同じく「6」で、こちらの寸評は「彼は常に、ゴールを決めるためにピッチに立っているようだ。対戦相手は今や、明らかにアグレッシブな彼の存在を非常に警戒している」とポジティブな内容であり、『TAW』は「とてもシャープに見える」として、さらに高い採点「7」を与えている。

 サッカー専門メディアでは『90min』が「5」と低めの採点で、「得点機を迎えたが、はね返された」、『Squawka』も「幾つかの良いチャンスを無駄にした」とネガティブに評し、採点も「5」止まりとなっている。やはり南野については、得点の有無が評価に大きな影響を与えるようだ。

 なお、カラバオ杯決勝は2月27日にウェンブリースタジアムで開催される予定。リバプールはここでチェルシーを下せば、2012年以来9度目(単独最多)の戴冠となる。

構成●THE DIGEST編集部

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