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海外サッカー

CLに続きクラブW杯でも決勝点のハベルツが明かした偉業達成の秘密とは!? 殊勲のルカクにはレジェンドからメッセージ

THE DIGEST編集部

2022.02.14

 ハベルツといえば、昨夏のマンチェスター・シティとのチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝でこの試合唯一の得点者となっており、欧州制覇、世界制覇のための決勝ゴールを決めるという偉業を成し遂げた。これは、2011年のリオネル・メッシ(当時バルセロナ)以来であり、トヨタカップ時代(1980年~)を含めても、他には1990年のフランク・ライカールト(ミラン)しか例がない(PK戦は除く)。

 殊勲の22歳は「『世界王者』というのはとても良い響きであり、素晴らしく信じられない気持ちだ。我々は勝者に相応しかったと思う」と喜びを表わすとともに、決勝PKについても「正直に言えば、大事なPKであり、大事なゴールであり、とてもクレージーだった。緊張したが、それはとても良いものだったし、嬉しい」と感想を語った後、以下のようにある真相を明かした。

「僕はPKキッカーとしての優先順位は3番目だった。ジョルジーニョ、ルカク、その次が僕という順番だが、あの時にピッチ上にいたのは僕だけだった(ジョルジーニョは不出場、ルカクは76分に交代)。チームメイトは僕を信頼してくれた。ハキム(・ジイェフ)らが僕に蹴るように言い、僕はその通りにした」
 
 しっかり大役を果たしたハベルツは「何と言えばいいか分からない。子どもの頃からの夢が叶い、素晴らしい気分だ。僕をここに連れて来てくれた人たち、家族、ガールフレンドにお礼を言いたい。CL、クラブW杯ともに、彼らに捧げたい」と感謝の意を表した。

 一方、先制点を力強いヘッドで決めたルカク。今季より加入したチェルシーでは現時点でプレミアリーグ5得点と期待に応えているとは言えず、ネガティブな点で話題になることが少なくない状況だが、今大会では準決勝で決勝点を挙げるなど、世界一に大きく貢献。決勝戦の後、自身のSNSで多くの写真を公開するとともに、寄せられた賛辞に「至高だ」と綴っている。

 また、クラブのレジェンドであり、敬愛する偉大な先輩であるディディエ・ドログバにゴール場面の動画とともに「(シュートの瞬間に)目を閉じてしまった」とメッセージを送ると、ドログバからは「君が我々を世界の頂点に導いてさえくれれば、目を閉じたままでもいい」と返されるなどのやりとりも見られた。

構成●THE DIGEST編集部

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