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海外サッカー

「完全に適応した」初スタメンの久保建英にスペイン称賛! 敵のファウル攻めに「手錠をかけられた」とも

THE DIGEST編集部

2022.07.28

 また『MUNDO DEPORTIVO』紙は、別の記事で久保を単独で取り上げ、最初の15分間は動きがほとんどなかったものの、それから存在感を示すようになると、複数回の印象的なプレーを披露したこと、彼のお膳立てによって数少ないチャンスが生まれたこと、守備においても積極的にボールを奪いにいったこと、多くのファウルを誘発したこと、そして後半に入ると役割が変わり、プレーに絡む回数が減ったことを伝え、彼のチームにおける立場を、以下のように綴った。
 
「久保は、クラブの多くの人々が認めているように、『チュリ・ウルディン(ソシエダの愛称)』に適応している。彼は選手同士の話し合いにも積極的に参加しており、その中でチームメイトに指示を出す場面も見られた。彼はサン・セバスティアンのチームに、完全に統合されているのは明らかだ」

 一方、同メディアと同じバルセロナのスポーツ紙『SPORT』は、「サン・セバスティアンのチームは前半、明らかに試合を支配し、若いベニャト・トゥリエンテスやジョン・カリカブルが輝きを放ったが、一方で新加入のモハメド=アリ・チョは相手との脅威とはならず、久保はオサスナMF陣によって“手錠”をかけられた」とだけ報じている。

 サッカー専門サイト『El Desmarque』は「地元ファンの前でデビューを飾った久保は、(ボルシアMG戦に続いて)再びピッチ上で良いパフォーマンスを発揮」「日本人選手はピッチ上を幅広く動き、彼を止められない相手にとってのファウルの対象にもなった。最初は右サイド寄りで、最後はより中央でプレーし、それぞれでベストを尽くした。また、トップスピードでのプレーで、スペースの活用の方法を示した」と、賛辞を贈った。

 最後に、ソシエダの地元紙『noticias de Gipzukoa』は、「衝撃的な久保」と題した記事で「右ウイングからインサイドに移り、チームを改善に導いた」と高評価。試合開始からしばらくはオサスナのハイプレッシャーに苦しみ、ソシエダはポゼッションでも劣ったが、十数分でアルグアシル監督によって久保が中央にポジションを移されると、彼がその機動力とライバルからプレッシャーをうまく回避してフリーとなる能力を示したことで、状況は良化したと報じている。

構成●THE DIGEST編集部
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