専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「スナイパー」今季初公式戦で2発の鎌田大地に賛辞の嵐! ボランチでも「パスミスがない」「説得力がある」と現地紙は太鼓判

THE DIGEST編集部

2022.08.03

 一方、公式サイトでは「鎌田はDFBポカール9試合で4点目を決めた」とのレポートの他、この試合の最優秀選手に選出された新加入ゲッツェの、「1点目ではフィリップ(・コスティッチ)が際立ったボール捌きを、そしてダイチは非常に良いフィニッシュを見せた」との称賛コメントを紹介。また、ブンデスリーガ公式サイトは「コスティッチの折り返しを、走り込んだ鎌田が気持ち良くゴール」「マクデブルクのミスから、鎌田が再び人々の注目を集め、3-0で全てを決定づけた」と綴っている。
 
 現地メディアもこの日本人選手の活躍に注目し、日刊紙『BILD』は「鎌田が(公式戦での)フランクフルトのファーストゴールをゲット! コスティッチのクロスに、全速力で走り込んできた鎌田が、魂を込めてゴール左下隅に流し込んだ」「“スナイパー”鎌田が2度目のゴール! 狭いコースを突き、ゴール右隅にボールを右足の甲で“運んだ”」と賛辞をまじえて報じた。

 フランクフルトに本社を置く全国紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』は「アウェーチームの最初の強烈な攻撃で、鎌田が好位置からシュートを放って先制。ジブリル・ソウと並んで新たな役割(ボランチ)を果たした日本人選手は、全体的に力強く、説得力のあるパフォーマンスを発揮した」と伝えた他、1点目については他にも「鎌田が強力な攻撃を完成させた」とも綴っている。

 最後にフランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』は、「鎌田の力強いプレーでマークした」1点目について、「まさに絵本をなぞらえたようなゴールであり、フランクフルトはすでに得点の形を確立している」と称賛。また、ボランチとしての彼を「ほとんど間違ったパスを出さなかった」として、合格点を与えた。また、全選手を評価した記事の中では、以下のように終始ポジティブな内容で鎌田を評している。

「45分に珍しくショートパスをミスしたが、これがこの試合における彼の最初のミスパスだった。このことが、マクデブルク戦での彼のパフォーマンスの素晴らしさを物語っている。プレーは非常に良く、ボランチとしては力強く、さらに2ゴール。いずれもゴールの隅を狙った見事なものだった。『欧州カップだけのダイチ』ではなく、『ポカールのダイチ』にもなった」
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号