マドリードの通信社『EFE』も「ラ・レアルの日本人アタッカーは、しばしば仕掛けたが、カディス戦の時ほどは良くなかった」と厳しく記しているが、「それでもこの日本人選手や、イサクは相手にとって潜在的な脅威であり、彼らにボールが渡ると、バルサの守備陣はひと時たりとも気を抜くことができなかった」と、その能力を認めた。
  　続いて、サッカー専門メディア『El Desmarque』は、10点満点の採点で久保には、及第点の「６」。これは、「８」のD・シルバとイサク、「７」のメリーノに次ぐもので、寸評では「クオリティーの高さとアイデアの多さ。良いプレゼンテーションとなった」と、短い文章の中に賛辞が並んでいる。

　最後にバスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、「バイクのようにどこにでも姿を見せるなど、序盤は衝撃的だった。メリーノのシュートのはね返りを外したのは残念だった。疲れの兆候が見えるようになってからは、もはや輝きは消え、アンバランスになった」と報じ、採点は「５」と厳しめ。また、別の記事では「久保の序盤でのデュエルは印象的だった。また、至る所に姿を現わし、途中で疲れ果ててしまった」とも綴った。

構成●THE DIGEST編集部
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