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海外サッカー

「HTでの交代に文句は言えまい」 遠藤航、ビデオ判定でPK献上は回避も現地メディアは低評価…「チームの奇妙なほどに緩んだスタイルを象徴」

THE DIGEST編集部

2023.12.11

『Daily Mail』紙は採点で単独最低の「4.5」という厳しい評価を背番号3に下し、こちらも物議を醸したPK取り消し判定について「それはリバプールと遠藤にとって幸運な展開だった。その時点で、彼はすでに2度もボールを失っていたからだ。そして、おそらく驚くべきことではないが、彼はハーフタイムにクロップ監督によって交代させられた。しかし、これによってチームが直ちに調子を取り戻すことはなかった」と綴った。

 また、『Evening Standard』紙も「ほとんど影響力がなかった。ウィル・ヒューズのプレッシャーにあまりにも簡単に倒れ、(ビデオ判定で)クリスタルパレスの最初のPKが取り消される場面も」と酷評し、こちらの採点はチーム最低タイの「5」。サッカー選手サイト『90min』は「3」という非常に厳しい評価(他に2選手が同採点)で、「相手の攻撃を抑えるのに苦労し、攻撃での試みもチームメイトに委ねることに。ハーフタイムでの交代に文句を言うことはできないだろう」と攻守両面でネガティブに評している。
 
 リバプールの地元メディアでは、日刊紙『ECHO』が最低タイの「5」で、「時折ボールをあまりにも簡単に奪われた。そのうちのひとつはファウルとして正当に判定され、相手のPKは取り消された」と総括。そして、クラブの専門サイト『THIS IS ANFIELD』も同採点とし、以下のように彼の45分間のプレーを振り返った。

「マク・アリステルの不在を理由のひとつとして、遠藤は当然ながらポジションを維持した。ジャレル・クアンサー同様、序盤はボールに多く触れたが、それをうまく活かすことに苦労した。動きが少なく、周囲に上手く走り込む選手が少ないことも原因だった。ボールコントロールも悪く、複数回不利な状況に置かれたが、VARによる相手のPK取り消しは正しいものだった。ハーフタイムでの交代は、チームの創造力不足同様、彼自身が相手を崩すために貢献できなかったことが理由だ」

構成●THE DIGEST編集部

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