これについて、バルセロナのスポーツ紙『SPORT』は、彼が今季終了をもってアーセナルを退団し、来季からバルサを指揮すると周囲に明かしていると報じたが、これを本人は強く否定。「この話がどこから沸いてきたのか分からない。全くもって真実ではなく、本当に腹立たしいし、信じられない。私が今、(アーセナルで)どれほど幸せで、どれほど感謝しており、どれほど楽しんでいるか。だからこそ、私は動揺している」と、怒りを隠していない。
一方、ブラジルの総合メディア『Globo』は、「シャビに代わる10の選択肢」と題した記事で、アルテタも含めた次期監督候補を選定。その顔ぶれは、以下の10人だ。チアゴ・モッタ(現ボローニャ)、クロップ(リバプール)、ルイス・エンリケ(パリ・サンジェルマン)、アルテタ(アーセナル)、ロベルト・デ・ゼルビ(ブライトン)、ミチェル(ジローナ)、イマノル・アルグアシル(レアル・ソシエダ)、セルジオ・コンセイソン(ポルト)、ハンジ・フリック(フリー)、ラファエル・マルケス(バルセロナB)。
この中で、複数メディアがクロップを最有力候補であるとしており、なかでもカタルーニャの日刊紙『El Nacional』は、「バルサのジョアン・ラポルタ会長とスポーツディレクターのデコがこのドイツ人智将の起用こそ適切であると確信し、クロップもカンプ・ノウでの指揮に誘惑されている」と綴り、すでにクロップがバルサ首脳陣に対し、5人の選手の売却とサビオ・モレイラ(ジローナ)とニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)の獲得を要請したとまで報じている。
しかし、クロップは退任発表において「少なくとも1年間はクラブや代表チームを率いることはない。それは不可能だし、やりたくもない」と語っており、イギリスのサッカー専門サイト『Football365』は、このカタルーニャ紙の報道を「おそらく全くのナンセンスだろう」と一蹴している。
ちなみに、バルサでは常に待望されているジョゼップ・グアルディオラの復帰については、本人が「あと1年はマンチェスターでやりたいし(シティとの契約は2025年まで)、延長するかもしれない。私はまだ、チームを率いていくつもりだ。昨季以上のことはできないが、大切なのは一歩ずつ進めることだ」と明言しており、『Football365』も今夏の実現は「不可能」と見ている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】クロップ監督の今季限りでのリバプール退任に「変革の時代が終わるという絶望感」と英紙…専門メディアはドイツ人智将の「後任」と「今後」を予想
一方、ブラジルの総合メディア『Globo』は、「シャビに代わる10の選択肢」と題した記事で、アルテタも含めた次期監督候補を選定。その顔ぶれは、以下の10人だ。チアゴ・モッタ(現ボローニャ)、クロップ(リバプール)、ルイス・エンリケ(パリ・サンジェルマン)、アルテタ(アーセナル)、ロベルト・デ・ゼルビ(ブライトン)、ミチェル(ジローナ)、イマノル・アルグアシル(レアル・ソシエダ)、セルジオ・コンセイソン(ポルト)、ハンジ・フリック(フリー)、ラファエル・マルケス(バルセロナB)。
この中で、複数メディアがクロップを最有力候補であるとしており、なかでもカタルーニャの日刊紙『El Nacional』は、「バルサのジョアン・ラポルタ会長とスポーツディレクターのデコがこのドイツ人智将の起用こそ適切であると確信し、クロップもカンプ・ノウでの指揮に誘惑されている」と綴り、すでにクロップがバルサ首脳陣に対し、5人の選手の売却とサビオ・モレイラ(ジローナ)とニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)の獲得を要請したとまで報じている。
しかし、クロップは退任発表において「少なくとも1年間はクラブや代表チームを率いることはない。それは不可能だし、やりたくもない」と語っており、イギリスのサッカー専門サイト『Football365』は、このカタルーニャ紙の報道を「おそらく全くのナンセンスだろう」と一蹴している。
ちなみに、バルサでは常に待望されているジョゼップ・グアルディオラの復帰については、本人が「あと1年はマンチェスターでやりたいし(シティとの契約は2025年まで)、延長するかもしれない。私はまだ、チームを率いていくつもりだ。昨季以上のことはできないが、大切なのは一歩ずつ進めることだ」と明言しており、『Football365』も今夏の実現は「不可能」と見ている。
構成●THE DIGEST編集部
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