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海外サッカー

「熱したバターをナイフで削るかのようだ」 三笘薫、悪質タックルにも負けず2ゴールに絡む大活躍で現地メディアから賛辞続々!

THE DIGEST編集部

2024.02.20

『THE Sun』紙は、「三笘は左サイドでシェフィールド・Uの守備陣に問題を引き起こし続けた」と伝え、チームの3点目の場面では「三笘は悪質なファウルの影響から完全に回復し、左サイドから“意地悪”なクロスをゴール前に入れ、不運なDFジャック・ロビンソンは自陣ゴールにボールを蹴り込んでしまった」と綴っている。

『Daily Mail』紙は、「三笘はタリク・ランプティ、グロス、アディングラとともに、クリエイティブ面での大きな脅威となった」「ボールを持った三笘は、熱したバターをナイフで削るかのようだ。相手守備陣は、彼に対して無防備である」「三笘は攻撃で主導権を握り、全ての流れの経路となった」と、その記事の中でしばしば日本人アタッカーに対してポジティブに言及した。

 スポーツ専門放送局『EUROSPORT』は、チーム最高タイの「8」で「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に三笘を選定し、寸評では「試合序盤に酷いタックルを受けて窮地に立たされたが、これを克服してブライトンの左サイドで破壊的なパフォーマンスを発揮した。彼はマーカーのジェイドン・ボーグルに厳しい時間を過ごさせ、意のままに彼を抜き去って、チームの2つのゴールに貢献した」と称賛している。
 
 スポーツ専門サイト『VAVEL』の英国版は、「まさにこの試合のキーマンであり、ボーグルを打ち負かし続けた。アジアカップ期間中の足首の負傷による欠場の恩恵を受ける形で、左サイドで電撃のようなプレーを披露。相手の守備陣を翻弄し、バックポストに飛び出して幾度もチャンスを創出した。得点やアシストを決めることはできなかったが、そのプレーは記録に残される価値があったと言えよう」と終始ポジティブに評し、採点ではアディングラとともに最高点となる「9」とした。

 最後に、ブライトンの地元紙『The Argus』も同採点で、「左タッチライン沿いでプレーしたが、多くの重要な場面では中心的な存在となった。状況を見極め、簡単に相手選手を打ち負かしているように見えた。ゴールを奪えなかったのは驚きかもしれないが、相手のオウンゴール(3点目)の半分は彼の得点と言える」と、その秀逸なプレーを振り返っている。

構成●THE DIGEST編集部

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