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海外サッカー

「タケの素早く賢いプレーによるものだ」久保建英の先制点に繋がる機転に現地メディアが賛辞! ただプレー全体には「彼の日ではなかった」

THE DIGEST編集部

2024.03.17

 続いてバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』も、「ソシエダはメリノのゴールで先制したが、これはタケ・クボの素早く賢いプレーによるものだ」「久保が素早くボールを動かしてアンダルシア守備陣の隙を突くと、カディスは数秒間の集中力の欠如で高い代償を払うこととなった」「ソシエダはCKで非常に巧妙なプレーを見せた」と、28分のプレーに言及している。
 
 また、個別評価では「賢者」と背番号14のプレーを表現したが、「復帰戦での彼のプレーは実際のところ、あまり良くはなかった。しかし、そのクレバーなプレーはゴールとチームの勝利に繋がった。彼がアジア(日本代表)から戻ってきた時には、より良い状態となり、よりエネルギッシュで、より良い判断力を取り戻していることを願っている」と、全体的には厳しい評価を下した。

 日刊紙『El Pais』は「久保は先制の場面で最も賢明なプレーを選択」と称賛したが、対照的にバスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、10点満点の採点で「5」を久保に与え、寸評も「今日は彼の日ではなく、ほとんど何も上手くいかなかったが、先制ゴールに繋がるCKを蹴った」とネガティブな内容となっている。

 最後に、サッカー専門サイト『El Desmarque』は、「カディスの守備が眠っている間に、一番賢い久保健英がチャンスを掴んだ」と伝え、「このところ苦労している日本人選手にとって、彼の日ではなかったが、不調を乗り越えてプレーした。彼のプレーは判断力に欠けたものの、先制時には相手守備陣が混乱している隙を突いてCKを蹴るという、非常に賢いプレーを見せた」と評するも、採点はこちらも「5」止まりだった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】久保建英が隙を突いたリスタートで先制点を引き出す!
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