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海外サッカー

ローマダービーで“幻のゴール”の鎌田大地、現地メディアの評価は二分…「春の到来とともに調子を上げた」「首都での冒険は花開いていない」

THE DIGEST編集部

2024.04.08

 スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』も同採点で、『EUROSPORT』は最低タイの「4.5」。こちらの寸評は「将来的にラツィオのリーダーとして期待される可能性がある鎌田だが、現時点ではその適性からは程遠い。センターでボールを要求する代わりにサイドに移ることを好む傾向があるため、フェリペ・アンデルソンとポジションがかぶることが多い。今の鎌田はチームの一員として馴染めていない状況にあり、今後も同様のリスクがあるかもしれない」と綴られた。

 スポーツ専門サイト『OA SPORT』『Vi SPORT』の採点も「5.5」で、前者は「前半はまずまずだったが、後半は2度ボールを失い、またカウンターのチャンスを逃した」、後者は「攻撃的MFとしてフランクフルトのファンを虜にした鎌田だが、現時点でイタリアの首都での冒険は花開いていない。彼の好きなポジションでも、それは同様だ。今日も日本人選手は姿を隠し、ボールには多く触れるも、一度も攻撃でリスクを冒すことはなかった」と、それぞれ鎌田の90分間を振り返っている。

 続いてサッカー専門サイトでは、『90min』の採点は「6」で、寸評は「サイドでのプレーで、わずかにその資質を見せるに止まった」、「5.5」の『calciomercato』は「前線を広く動き回ってリンク役として役立った。彼にはフィニッシュの力が欠けている。ゴール取り消しは正しい判定だった」と指摘した。
 
『TUTTO mercato WEB.com』は、「春の到来ととともに鎌田は調子を上げ、CFの背後という彼の好みのポジションを与えられるようになった。個性の面で成長し、さらに試合でも反応力も見せたが、ここではオフサイドの判定が下されている」とポジティブに綴り、採点は「6」を付与している。

 最後に、ラツィオのクラブ専門サイト『LA LAZIO SIAMO NOI.IT』は、「5.5」の採点を与え、「攻撃的MFとしてはそのプレーは読みやすく、相手の守備選手には少ししか脅威を与えられなかったが、ポジションを後ろに下げた時には良いプレーを披露。そこでは、もっと積極的になった」と、90分間における彼の変化に注目した。

構成●THE DIGEST編集部

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