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海外サッカー

「試合全体を通して活躍が目立った」南野拓実、2位の座を懸けた上位決戦での“トドメ弾”が現地メディアから高評価! 残り試合でのキーマンとしての期待も

THE DIGEST編集部

2024.04.23

『SO FOOT』は、「モナコが後半に入って強力な攻撃を仕掛け、相手に追い討ちをかける中で、南野がディアッタのクロスをニアポストで完璧に合わせてゴール」、『football.FR』はホームチームの視点から「ブレストは狂ったように上昇し始めた昨年11月以来、これほど暗い経験を連続して味わうことはなかった。彼らのピッチ上で2度も苦しみ、前半はザカリアの、後半は南野の犠牲となった」と、それぞれ報じている。

 そして、『maxifoot.fr』は、「南野がブレストを撃破」との表現でトドメを刺したことを伝え、個別評価ではチーム2番目タイの「6.5」という採点を付与し、「序盤は控えめだったが、先制点に繋がるプレーでル・カルディナルとの一騎打ちに勝利して決定的な役割を果たし、ハーフタイム明けには再び彼をかわしてディアッタのクロスをゴールに押し込んだ。とてつもなく優れたプレーというわけではなかったが、2度の決定的なプレーを披露」と、そのプレーを振り返った。

 モナコの地元メディアでは、日刊紙『monaco-matin』は、「後半開始直後、南野はやや利他的すぎたが、数秒後にはディアッタのクロスから素晴らしいゴールを決めた」と綴り、採点はチーム最高タイの「7」で、寸評も「ライン間で良いプレーを見せた」「ディアッタのクロスに上手く合わせ、試合を終わらせた」とポジティブな内容となっている。
 
 一方、総合サイト『Monaco Tribune』は、「負傷欠場したアレクサンドル・ゴロビンの代わりに素晴らしいプレーを披露した南野によって、モナコはリードを広げた」と伝えた他、彼について「自身の役割を果たすことに成功した。彼はほとんど全ての良いプレーに関与。日本人選手はチームを見事にリードし、満足のいくプレーを遂行した」と絶賛し、残りのシーズンに向けて大きな期待を寄せた。

「シーズン終了までゴロビンが不在であることを考えると、南野は自身に期待が懸けられていることを知っている。そして、このモナコの攻撃的な中盤選手は、ブレスト戦でその役割を完璧に果たした。南野が最高の状態であることで、モナコは自信を持って前進している」

 最後に、モナコのクラブ専門サイト『LA DIAGONALE』も南野に最高評価を下し、採点は最高タイの「7」。寸評では「最初の30秒でチャンスを作り出し、試合全体を通して活躍が目立った。先制点は、レ・カルディナルとの一騎打ちに挑んでいくことで生まれたが、その際に小さなファウルを犯したかもしれない。一方、彼自身のゴールはモナコの勝利を決定づけるものだった。ボールロストは25回を記録したものの、全体的な貢献ぶりがそれを補った」と、日本代表選手の84分間を総括している。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】南野拓実、今季8ゴール目をゲット! 30節ブレスト戦ハイライト
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