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海外サッカー

欧州リーグ最終節をゴールで締めた日本人選手たち! 堂安の通算7点目ヘッドに「完璧な位置取り」、古橋亨梧の技あり弾には「相変わらず正確」と現地メディア

THE DIGEST編集部

2024.05.20

 一方、スコットランドでは前節で3連覇を決めたセルティックの古橋亨梧が、セント・ミレン戦でチームの2点目をゲット。2度先手を取られた状態からの逆転勝利(3-2)のきっかけとなる同点弾を37分、旗手怜央の右サイドからのクロスを、ダイレクトで合わせて相手GKと右ゴールポストの狭い隙間を射抜くという難易度の高い一撃で決めてみせた。

 自身のSNSではゴール場面の画像を公開しながらも、5月25日に控えるレンジャーズとのスコティッシュカップ決勝に気持ちを切り替えていることを窺わせた古橋。今季はリーグランキング7位(セルティック内ではマット・オライリーの18得点に次ぐ2位)となる14得点(5アシスト)という成績を残している。

 彼の今季リーグラストゴールについて、英国公共放送『BBC』は「セント・ミレンに再び勝ち越しを許した後、セルティックは全力を尽くす必要があったが、いつも頼りになるキョウゴと旗手がやってくれた。キョウゴが右サイドに旗手を走らせ、最終的にクロスを受けてゴールを決めた」と振り返った。
 
 サッカー専門サイト『Football Insider』は、10点満点の採点でチーム2番目タイの「7」を与え、「ニアポストに向かって賢く走り込み、クロスを受けて見事にゴールを決めた。フィジカルの強い相手CBと対戦するのには苦労し、デュエルの勝率は50%に止まったものの、シュートは相変わらず正確で、その全てが枠内に飛んだ」と、寸評もポジティブな内容となっている。

 そして地元グラスゴーの総合メディア『Glasgow World』も、「オライリーが先制ゴールを決めるのを上手くサポートし、その後に自らも得点を挙げた。素晴らしいクロスは、アシストに繋がってしかるべきだった。1時間(65分に交代)のプレーは、彼の絶好調時に近いパフォーマンスだった」と称賛し、こちらはオライリーと並んでチーム最高採点となる「8」とした。

 なお、スコットランドでは他に、ハーツ(3位確定)の田川亨介がレンジャーズ戦の後半アディショナルタイムに今季2点目を記録。難しい浮き球をダイレクトで叩くというゴラッソは、強敵相手に3-3の引き分けに持ち込むという価値のあるものとなっている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】古橋亨梧、最終節で旗手のクロスから貴重な同点ゴール!
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