ポルトガルのスポーツ紙『A BOLA』は、自国のスーパースターの長い歩みを振り返り、「2002年、チャンピオンズリーグの予選３回戦・インテル戦の58分にトニートに代わってピッチに立ったロナウドは、それから22年後の今週水曜日、39歳になって迎えた2024-25シーズンの初戦を、アル・ナスルの一員として迎え、17歳の時とは違い、この試合で得点を決めた」と感慨深そうに伝えた。

　そして、現在一大ムーブメントとなっているスター選手のサウジリーグ参戦の先陣を切った「CR7」について、「それでも彼ほど輝く選手は他にはいない。それは、彼の唯一無二のスター性だけでなく、ピッチ上での活躍による。ロナウドは昨季、35ゴールを挙げて得点王となり、今季もこれ以上ないスタートを切っている」と綴り、賛辞を続けている。

「確かに、サウジリーグはそれほど強豪揃いではなく、国家投資基金（PIF）が所有する４大クラブと、その他の小規模クラブとの格差は広がりつつある。それでも、ロナウドはアレクサンダル・ミトロビッチ、フィルミーノ、サディオ・マネ、ムサ・デンベレ、リャド・マフレズ、カリム・ベンゼマといった後続の選手たちが夢見るような成果を上げ続けている。つまりロナウドは、22年間にわたってトップレベルでプレーしてきたと言っても過言ではない」
  　同メディアはロナウドが他の追随を許さない偉大な実績を築き上げたと称賛し、彼自身も「これ以上何を勝ち取る必要があるのか？」と語っているが、それが彼を満足させ、そのキャリアに幕を下ろすことには繋がらないと、かつてのチームメイトは断言する。

　マンチェスター・ユナイテッドで共闘し、多くの勝利とタイトル獲得の喜びを味わってきたリオ・ファーディナンドはSNSで、現在、あるプロジェクトで一緒に動いているというロナウドについて「クリスティアーノは望む限りプレーするつもりでいる。彼はどこにも行かない。私はこれにとても驚いている。そのうち分かるだろうが、最低でもあと３年はプレーすると思う」と明かした。

構成●THE DIGEST編集部

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