また『Daily Mail』紙は、この背番号22がチームの攻撃を牽引したと報じ、「左サイドで上手く動いた」「ブライトンが逆転勝利。ホームチームは前半、完全に不利に見えたが、三笘のおかげでこれを挽回した」としばしば彼のプレーに言及。前半にウェルベックが決めきれなかった決定機についても「三笘の美しいアウトサイドパス」と表現している。

　続いてスポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』は、10点満点の採点でリュテールと並んで両チーム最高となる「8.5」を三笘に与え、寸評は「ブライトンがリズムを掴むのが困難な時でも、彼だけが頼れる攻撃の起点となった。（中略）彼はウェルベックに絶好の得点機を提供し、それが前半のチームにとって、最も明白なチャンスだった。後半は、ミンテのゴールをアシストし、（対面する）ペドロ・ポロを翻弄しながら、ブライトンのクリエイティブな攻撃の源であることを証明した」と、終始ポジティブな内容となった。

　サッカー専門サイト『90min』は、「左サイドで危険な存在となり、走力でポロに苦戦を強いて、幾つかの危険なクロスを上げた。そのうちの１本は最終的にミンテの足元に届き、ゴールが生まれ、その後にはリュテールにパスを通し、同点ゴールを演出した」として、こちらも最高タイとなる「８」の高採点を付与している。
  　ブライトンの地元総合サイト『Sussex World』の採点は単独最高の「９」で、「ただただ素晴らしい。彼の電光石火のウイングプレーは今日、ベストの状態に戻ったように見えた。ウェルベックへのアウトサイドでの見事なクロスは、ゴールに値するものだった。彼は何かを起こそうとし、前半の時点で明らかにブライトンのベストプレーヤーだった」と賛辞を連ね、さらに以下のように続けた。

「後半開始直後、ゴールに繋がるクロスを送ったのも彼である。ドリブルで前進した後、相手GKに試練を与えるシュートを放った。また、リュテールへラストパスを提供した他、自身のシュートはブロックされたが、もしそれがゴールとなっていれば、採点は10点満点だっただろう」

　そしてスポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は単独最高の「８」で「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」にも選定し、「ブライトンのキープレーヤーは、51回ボールに触れた。よく『自分の強みを活かせ』といわれるが、今回はそれがチーム間の違いを生み出したのである」と記述。英国公共放送『BBC』は、「三笘は印象的な活躍を見せた」と評価している。

構成●THE DIGEST編集部

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