【PHOTO】フリット、ジダン、イニエスタ…厳選写真で振り返る過去30年の「超ワールドクラス図鑑」攻撃的MF編
2020/06/19
【2010年代】トニ・クロース(ドイツ代表)/精密なパスワークで、展開から崩しまでを一手に引き受ける司令塔。異なる2クラブ(バイエルンとR・マドリー)でCLを制覇した初のドイツ人だ。4回ノミネートのバロンドールでは、14年に9位。|写真:Getty Images
【1990年代】ミカエル・ラウドルップ(元デンマーク代表)/弟ブライアンとともに90年代を彩ったデンマーク史上最高のタレントで、イニエスタが憧れた「ダブルタッチ」の使い手。CL制覇とラ・リーガ4連覇を成し遂げた〝ドリームバルサ〞の主力のひとりだ。|写真:Getty Images
【1990年代】ルート・フリット(元オランダ代表)/87年にバロンドールに輝き翌年にEUROを制するなど80年代後半から世界的な評価を確立し、ミランの黄金期も支える。高度なテクニックにダイナミックなドリブルやゴール。すべてが規格外だった。|写真:サッカーダイジェスト
【1990年代】ジネディーヌ・ジダン(元フランス代表)/異次元のスキルと攻撃センスでユーベ時代から数々のゴールと勝利を演出。98年W杯ではフランスを悲願の初優勝に導いた。マドリーにビッグイヤーをもたらした決勝での「伝説のボレー」は語り草だ。|写真:Getty Images
【2000年代】カカ(元ブラジル代表)/非凡なテクニックやシュート技術以上に際立っていたのが、抜群の加速力と推進力で持ち上がるカウンター時のドリブルだ。ビッグイヤーを手繰り寄せた06-07シーズンはCLで圧巻の10得点をマーク。|写真:Getty Images
【2000年代】パベル・ネドベド(元チェコ代表)/不断の努力で上り詰めたダイナモ。無尽蔵のスタミナを誇り、アグレッシブなドリブルやシュート、傑出した勝負強さでユーベのセリエA連覇とCL決勝進出に貢献した03年にバロンドールを受賞した。|写真:Getty Images
【2000年代】フランチェスコ・トッティ(元イタリア代表)/ローマ一筋を貫いたレジェンドは、世界トップレベルの技巧、プレービジョン、得点力を兼ね備え、とりわけ正確で意外性に満ちたダイレクトパスは芸術だった。セリエAでの250ゴールはリーグ歴代2位。|写真:Getty Images
【2000年代】フランク・ランパード(元イングランド代表)/チェルシー黄金期の象徴。特筆に値するのがFW並みの得点力だ。シュートの感覚と技術に優れ、10年連続二桁得点をマークしたプレミアではMFの歴代最多得点記録(22ゴール/ 09-10)も保持する。|写真:Getty Images
【2000年代】デコ(元ポルトガル代表)/モウリーニョ時代のポルトとロナウジーニョ全盛期のバルサで中心を担い、その2チームで欧州を制覇。傑出したインテリジェンスとパスワークに泥臭さも兼ね備え、とにかく攻守で貢献度が高かった。|写真:Getty Images
【2000年代】スティーブン・ジェラード(元イングランド代表)/強烈なミドルや長短の正確なパスで00年代以降のリバプールを牽引。キャプテンシーと勝負強さも傑出していた。プレミア制覇の悲願は果たせなかったが、04-05シーズンのCLでは優勝の原動力に。|写真:Getty Images
【2010年代】ケビン・デ・ブルイネ(ベルギー代表)/特別な才能を示し始めたのは10得点・20アシストを記録した14-15シーズンのヴォルフスブルク時代から。勝点100の大台に乗せてプレミアを制した2年前のマンCでさらに突き抜け評価を不動のものに。|写真:Getty Images
【2010年代】ダビド・シルバ(元スペイン代表)/ハードワークを続けながら華麗に決定機を演出。フィジカルが求められるプレミアで小柄な天才MFが放ったのは、まさしく異彩だ。マンCを一気にメガクラブへと引き上げたその功績は絶賛に値する。|写真:Getty Images
【2010年代】ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)/マドリーのCL3連覇を中心で支えた小柄なMFの集大成が18年W杯だ。別格のゲームメークとリーダーシップ、運動量で違いを生み、クロアチアを準優勝に導くとともに同年のバロンドールにも輝く。|写真:Getty Images
【2010年代】アンドレス・イニエスタ(元スペイン代表)/パス、ドリブル、技術、謙虚な人間性も含めてすべてが超一流。バルサとスペイン代表の黄金時代を、文字通り牽引した。10年W杯ファイナルの117分に決めたハーフボレーの決勝点など印象的なシーンも。|写真:Getty Images