男子テニス界の黄金期を築いた“ビッグ4”の後継者と目される22歳の王者カルロス・アルカラス(スペイン)。彼は4人のレジェンドの中で、2022年9月に現役を引退したロジャー・フェデラー(スイス/元世界ランク1位)とだけは、ツアーで一度も対戦することがなかった。
しかし今年の「全豪オープン」(1月18日~2月1日/四大大会)の機会を生かし、2人はオーストラリア・メルボルンで“対決”した。ただし対峙したのはテニスコートではなく、ゴルフ場だった。
既報の通りフェデラーは今大会初めて開催されたオープニングセレモニーに出席。アンドレ・アガシ(アメリカ)やレイトン・ヒューイット(オーストラリア)らと共に豪華エキジビションマッチ「Battle of the World No.1s(歴代世界ランキング1位による対決)」にも参加した。
現地21日にセンターコート「ロッド・レーバー・アリーナ」で行なわれた男子2回戦でヤニック・ハンフマン(ドイツ/現102位)に勝利したアルカラスは、オンコートインタビューでフェデラーとゴルフをしたことについて質問され、その腕前を次のような言葉で称賛した。
「テニスと同じくらい美しい。想像はしていたけど、本当に信じられないほどだった。彼は何をやってもスタイリッシュ。スイングが本当に奇麗なんだ」
ちなみにアルカラスのゴルフ歴は約5年。一方44歳のフェデラーは引退後にゴルフを始め、それからまだ2年ほどしかたっていない。ただアルカラスのコメントから察するに、テニス界のレジェンドは短期間でその腕前を大きく伸ばしているようだ。
「彼はゴルフを始めてからまだ2年くらいだと思うけど、そうとは思えないほど本当にレベルが高い。僕は5年やっているのに、もう彼に負けているんだ! それは正直悔しいよ(笑)」
なお、フェデラーとアルカラスは昨年の「レーバー・カップ」の際にも米サンフランシスコでゴルフを共にしている。フェデラーは自身のインスタグラムで「ゴルフコースでの素晴らしい仕事ぶりでしたね」とアルカラスの腕前を褒めていたものだ。
ゴルフでの気分転換が功を奏したのかはわからないが、テニスコートでの若き王者はやはり強かった。元45位の実力者ハンフマンを相手に7-6(4)、6-3、6-2のストレート勝利を収めて3回戦へ進出。全豪初優勝に一歩近づいた。
アルカラスはまだ22歳ながら全仏、ウインブルドン、全米を2度ずつ制しており、今回の全豪で優勝すれば、フェデラーが09年全仏オープンで成し遂げた“生涯グランドスラム”(全四大大会制覇)を5歳若く達成、なおかつ同郷の先輩ラファエル・ナダルの最年少記録も塗り替えることになる。新時代の旗手が新たな歴史を刻む瞬間が訪れるのか、目が離せない。
文●中村光佑
【画像】アルカラスをはじめ、全豪オープン2026で熱戦を繰り広げる男子選手たちの厳選写真!
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しかし今年の「全豪オープン」(1月18日~2月1日/四大大会)の機会を生かし、2人はオーストラリア・メルボルンで“対決”した。ただし対峙したのはテニスコートではなく、ゴルフ場だった。
既報の通りフェデラーは今大会初めて開催されたオープニングセレモニーに出席。アンドレ・アガシ(アメリカ)やレイトン・ヒューイット(オーストラリア)らと共に豪華エキジビションマッチ「Battle of the World No.1s(歴代世界ランキング1位による対決)」にも参加した。
現地21日にセンターコート「ロッド・レーバー・アリーナ」で行なわれた男子2回戦でヤニック・ハンフマン(ドイツ/現102位)に勝利したアルカラスは、オンコートインタビューでフェデラーとゴルフをしたことについて質問され、その腕前を次のような言葉で称賛した。
「テニスと同じくらい美しい。想像はしていたけど、本当に信じられないほどだった。彼は何をやってもスタイリッシュ。スイングが本当に奇麗なんだ」
ちなみにアルカラスのゴルフ歴は約5年。一方44歳のフェデラーは引退後にゴルフを始め、それからまだ2年ほどしかたっていない。ただアルカラスのコメントから察するに、テニス界のレジェンドは短期間でその腕前を大きく伸ばしているようだ。
「彼はゴルフを始めてからまだ2年くらいだと思うけど、そうとは思えないほど本当にレベルが高い。僕は5年やっているのに、もう彼に負けているんだ! それは正直悔しいよ(笑)」
なお、フェデラーとアルカラスは昨年の「レーバー・カップ」の際にも米サンフランシスコでゴルフを共にしている。フェデラーは自身のインスタグラムで「ゴルフコースでの素晴らしい仕事ぶりでしたね」とアルカラスの腕前を褒めていたものだ。
ゴルフでの気分転換が功を奏したのかはわからないが、テニスコートでの若き王者はやはり強かった。元45位の実力者ハンフマンを相手に7-6(4)、6-3、6-2のストレート勝利を収めて3回戦へ進出。全豪初優勝に一歩近づいた。
アルカラスはまだ22歳ながら全仏、ウインブルドン、全米を2度ずつ制しており、今回の全豪で優勝すれば、フェデラーが09年全仏オープンで成し遂げた“生涯グランドスラム”(全四大大会制覇)を5歳若く達成、なおかつ同郷の先輩ラファエル・ナダルの最年少記録も塗り替えることになる。新時代の旗手が新たな歴史を刻む瞬間が訪れるのか、目が離せない。
文●中村光佑
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