高校テニスの頂点を決める戦い「大正製薬リポビタン第48回全国選抜高校テニス大会」(団体戦3月21日~25日、個人戦3月22日~26日/砂入り人工芝)は、3月26日に最終日を迎え、福岡県福岡市の博多の森テニス競技場で男女ともに個人戦準決勝と決勝が行なわれた。
個人戦は、団体戦に出場した各校登録No.1選手、各都道府県の推薦選手、福岡県特別枠推薦選手によって争われる。試合は準決勝まで8ゲームプロセット(8ゲームズオール、7ポイントタイブレーク)、決勝は3セットマッチ(各セット6ゲームズオール、7ポイントタイブレーク)となるため、フィジカル面に加え、高い集中力が勝敗を分ける戦いとなる。優勝者には今年の全米オープン・ジュニア予選ワイルドカード(主催者推薦)が与えられる。
男子決勝は、櫻井義浩①(湘南工大附)が鈴木志翔②(名経大市邨)を6-3、6-3で下し、優勝を飾った。※名前の後の丸数字は学年。
櫻井の持ち味は、俊敏なフットワークに加え、フォアハンドの強打や多彩なショットで主導権を握るプレー。決勝でもその特長を存分に発揮した。安定感のあるストロークを軸に展開する鈴木に対し、「自分もミスをしないように我慢強くラリーをして、チャンスが来たらしっかり打っていく。リターンもセカンドサービスになったら叩いて、自分から攻めるようにしました」と終始冷静に試合を組み立てる。第1セットを自分のペースで先取すると、そのまま主導権を渡さずポイントを重ねてストレート勝ち。全国選抜ジュニアでの2度の優勝(2021年、23年)に続き、3度目の全国タイトルを手にした。
「正直、個人戦で優勝できるとは思っていなかったので、本当にうれしいです」と喜びを語った櫻井。今大会は団体戦のNo.1選手枠として参戦し、4回戦で柳宏優①(相生学院)、準々決勝で太田周②(大分舞鶴)、準決勝で稗田光②(関西)、そして決勝の鈴木と、タフな4試合を制しての戴冠だった。「やっぱり2年生の相手にはパワーで押されて、どうしようか迷いながらプレーをしていました。でも、たまたま強く打ったボールがいい所に決まり、大事な場面でポイントを取って流れを変えられました」と勝因を分析する。
今年9月の全米オープン・ジュニアに向けては、「海外の選手は体格が大きいので、フィジカルのトレーニングをしっかりして、ボールの威力に負けない身体作りをしていきたい」と語り、「まずは一つひとつ試合に勝って、本戦に出場できるように頑張ります」と意気込みを示した。
一方、敗れた鈴木はこれが初の全国大会決勝。「決勝まで来られるとは思っていなかった」という大会で、「自分のプレーを改めて考えさせられた」と振り返る。櫻井との決勝については、「相手のフォアのパワーに序盤押されてしまい、後半からは対応できるようになりました。それをもっと早くできていればよかったです」と悔やんだ。今後の目標については、「夏のインターハイでも個人戦、団体戦ともに勝ち切り、優勝できる力をつけていきたい」と語った。
個人戦最終日の結果は以下の通り。
◆準決勝結果
○櫻井義浩①(湘南工大附) 8-4 稗田光②(関西)●
○鈴木志翔②(名経大市邨) 8-3 小野倫太郎②(四日市工)●
◆決勝結果
○櫻井義浩①(湘南工大附) 6-3 6-3 鈴木志翔②(名経大市邨)●
※名前の後の丸数字は学年
取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)
【画像】第48回全国選抜高校テニス大会、男女個人戦スナップ集!
【画像】第48回全国選抜高校テニス大会、男女団体戦決勝スナップ集!
【関連記事】男子団体戦は関西がついに全国初優勝! 四日市工に“総合力”で競り勝つ【全国選抜高校テニス大会】<SMASH>
個人戦は、団体戦に出場した各校登録No.1選手、各都道府県の推薦選手、福岡県特別枠推薦選手によって争われる。試合は準決勝まで8ゲームプロセット(8ゲームズオール、7ポイントタイブレーク)、決勝は3セットマッチ(各セット6ゲームズオール、7ポイントタイブレーク)となるため、フィジカル面に加え、高い集中力が勝敗を分ける戦いとなる。優勝者には今年の全米オープン・ジュニア予選ワイルドカード(主催者推薦)が与えられる。
男子決勝は、櫻井義浩①(湘南工大附)が鈴木志翔②(名経大市邨)を6-3、6-3で下し、優勝を飾った。※名前の後の丸数字は学年。
櫻井の持ち味は、俊敏なフットワークに加え、フォアハンドの強打や多彩なショットで主導権を握るプレー。決勝でもその特長を存分に発揮した。安定感のあるストロークを軸に展開する鈴木に対し、「自分もミスをしないように我慢強くラリーをして、チャンスが来たらしっかり打っていく。リターンもセカンドサービスになったら叩いて、自分から攻めるようにしました」と終始冷静に試合を組み立てる。第1セットを自分のペースで先取すると、そのまま主導権を渡さずポイントを重ねてストレート勝ち。全国選抜ジュニアでの2度の優勝(2021年、23年)に続き、3度目の全国タイトルを手にした。
「正直、個人戦で優勝できるとは思っていなかったので、本当にうれしいです」と喜びを語った櫻井。今大会は団体戦のNo.1選手枠として参戦し、4回戦で柳宏優①(相生学院)、準々決勝で太田周②(大分舞鶴)、準決勝で稗田光②(関西)、そして決勝の鈴木と、タフな4試合を制しての戴冠だった。「やっぱり2年生の相手にはパワーで押されて、どうしようか迷いながらプレーをしていました。でも、たまたま強く打ったボールがいい所に決まり、大事な場面でポイントを取って流れを変えられました」と勝因を分析する。
今年9月の全米オープン・ジュニアに向けては、「海外の選手は体格が大きいので、フィジカルのトレーニングをしっかりして、ボールの威力に負けない身体作りをしていきたい」と語り、「まずは一つひとつ試合に勝って、本戦に出場できるように頑張ります」と意気込みを示した。
一方、敗れた鈴木はこれが初の全国大会決勝。「決勝まで来られるとは思っていなかった」という大会で、「自分のプレーを改めて考えさせられた」と振り返る。櫻井との決勝については、「相手のフォアのパワーに序盤押されてしまい、後半からは対応できるようになりました。それをもっと早くできていればよかったです」と悔やんだ。今後の目標については、「夏のインターハイでも個人戦、団体戦ともに勝ち切り、優勝できる力をつけていきたい」と語った。
個人戦最終日の結果は以下の通り。
◆準決勝結果
○櫻井義浩①(湘南工大附) 8-4 稗田光②(関西)●
○鈴木志翔②(名経大市邨) 8-3 小野倫太郎②(四日市工)●
◆決勝結果
○櫻井義浩①(湘南工大附) 6-3 6-3 鈴木志翔②(名経大市邨)●
※名前の後の丸数字は学年
取材・文●前道右京(スマッシュ編集部)
【画像】第48回全国選抜高校テニス大会、男女個人戦スナップ集!
【画像】第48回全国選抜高校テニス大会、男女団体戦決勝スナップ集!
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