先日行なわれた男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズ「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ハードコート)で、まさかの3回戦敗退を喫した世界ランキング1位のカルロス・アルカラス(スペイン)。次戦からはいよいよ得意のクレーコートシーズンを迎えるが、今度は大量のランキングポイントを守らなければならない厳しい戦いが待ち構えている。
現在22歳のアルカラスは昨年のクレーシーズンで、「モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATP1000)、「イタリア国際」(イタリア・ローマ/ATP1000)、さらには四大大会の一つである「全仏オープン」(フランス・パリ)を制覇。今年は、4月5日に開幕するモンテカルロでタイトル防衛ロードをスタートし、途中には「バルセロナ・オープン」(4月13日~19日/スペイン・バルセロナ/ATP500)、「マドリード・オープン」(4月22日~5月3日/スペイン・マドリード/ATP1000)といった母国開催の2大会も挟む予定だ。
それに先駆け、アルカラスのメインコーチを務めるサミュエル・ロペス氏(スペイン/56歳)が、欧米メディア『Eurosport』スペイン版のインタビューに応じ、今後のプランについて「基本的には、ツアーをフルで戦う覚悟の下、クレーシーズンは(出場を予定している)全ての大会に出るつもりでいる」とコメント。その理由についてはマイアミでの早期敗退も関係していると説明した。
さらに同氏は、近年四大大会に次ぐグレードのマスターズ1000の開催期間が従来の1週間から約2週間に拡張されたことに触れつつ、こう続ける。
「マスターズについて言えば、開催期間が拡張されて1日休みが設けられたこともあり、かつての(ラファエル・)ナダル(スペイン/元1位)が毎日のようにプレーしていた頃ほど過酷ではないと思う。ただ2週間にわたって気が抜けないから、メンタル面では以前よりも大変になったかもしれない。それでも、できる限りうまくマネジメントしていくつもりだ」
冒頭の通りアルカラスにとって今年のクレーシーズンはランキングの面で重要な意味を持つ。サンシャインダブル(BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの連続優勝)を達成したライバルで2位のヤニック・シナー(イタリア/24歳)が、自身の世界1位の座を脅かしているためだ。仮にシナーがモンテカルロで優勝すれば、アルカラスの結果次第では首位を明け渡す可能性がある。
とにかくアルカラスが果たすべきは、昨年のクレーシーズンの再現だ。通算103勝19敗、勝率84%を誇る赤土のコートで、若き王者が大きな重圧に打ち勝てるか、注目が集まる。
文●中村光佑
【動画】アルカラスが優勝を飾った「モンテカルロ・マスターズ 2025」決勝ハイライト!
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現在22歳のアルカラスは昨年のクレーシーズンで、「モンテカルロ・マスターズ」(モナコ・モンテカルロ/ATP1000)、「イタリア国際」(イタリア・ローマ/ATP1000)、さらには四大大会の一つである「全仏オープン」(フランス・パリ)を制覇。今年は、4月5日に開幕するモンテカルロでタイトル防衛ロードをスタートし、途中には「バルセロナ・オープン」(4月13日~19日/スペイン・バルセロナ/ATP500)、「マドリード・オープン」(4月22日~5月3日/スペイン・マドリード/ATP1000)といった母国開催の2大会も挟む予定だ。
それに先駆け、アルカラスのメインコーチを務めるサミュエル・ロペス氏(スペイン/56歳)が、欧米メディア『Eurosport』スペイン版のインタビューに応じ、今後のプランについて「基本的には、ツアーをフルで戦う覚悟の下、クレーシーズンは(出場を予定している)全ての大会に出るつもりでいる」とコメント。その理由についてはマイアミでの早期敗退も関係していると説明した。
さらに同氏は、近年四大大会に次ぐグレードのマスターズ1000の開催期間が従来の1週間から約2週間に拡張されたことに触れつつ、こう続ける。
「マスターズについて言えば、開催期間が拡張されて1日休みが設けられたこともあり、かつての(ラファエル・)ナダル(スペイン/元1位)が毎日のようにプレーしていた頃ほど過酷ではないと思う。ただ2週間にわたって気が抜けないから、メンタル面では以前よりも大変になったかもしれない。それでも、できる限りうまくマネジメントしていくつもりだ」
冒頭の通りアルカラスにとって今年のクレーシーズンはランキングの面で重要な意味を持つ。サンシャインダブル(BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンの連続優勝)を達成したライバルで2位のヤニック・シナー(イタリア/24歳)が、自身の世界1位の座を脅かしているためだ。仮にシナーがモンテカルロで優勝すれば、アルカラスの結果次第では首位を明け渡す可能性がある。
とにかくアルカラスが果たすべきは、昨年のクレーシーズンの再現だ。通算103勝19敗、勝率84%を誇る赤土のコートで、若き王者が大きな重圧に打ち勝てるか、注目が集まる。
文●中村光佑
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