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海外テニス

22歳ペチ・ペリカール、元コーチのシフィオンテク陣営入りに衝撃! 突然の決別を受け「過酷で容赦のない世界です」<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.04.07

信頼を寄せていた元コーチのロイグ氏(右)との突然の離脱に、ペチ・ペリカール(左)は戸惑いと失望を隠さなかった。(C)Getty Images

信頼を寄せていた元コーチのロイグ氏(右)との突然の離脱に、ペチ・ペリカール(左)は戸惑いと失望を隠さなかった。(C)Getty Images

 女子テニスの元世界女王で現世界ランク4位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、新コーチにスペイン人のフランシスコ・ロイグ氏を迎えた。ラファエル・ナダルのアカデミーで練習に励む様子がSNSで拡散され話題を呼んでいるが、その裏で思わぬ余波を受けたのが、22歳の新鋭ジオバンニ・ペチ・ペリカール(フランス/男子56位)だ。

 既報の通り、ペチ・ペリカールは2月、4年間タッグを組んだエマニュエル・プランケ氏と決別。新体制の軸として白羽の矢を立てたのが、1月にエマ・ラドゥカヌ(イギリス/女子28位)との関係を解消していたロイグ氏だった。しかし、この新プロジェクトはわずか数週間で終わりを迎える。ロイグ氏がシフィオンテク陣営入りを決断したためだ。

 フランス紙『レキップ』の取材に応じたペチ・ペリカールは、突然の別れについてこう語った。

「私に知らせてくれたのはエージェントでした。彼(ロイグ氏)から直接知らされたわけではありません。私は彼の言葉と、彼が私にもたらしてくれるものを信じていました。あれほどのものをあのように早く捨て去ってしまうなんて、残念なことです。過酷で容赦のない世界です。こんなことは今まで見たことがありませんでした」

 本来はクレーシーズンに向けた準備が計画されていたが、その構想は実現しなかった。

「フランシスコとは、少なくともグラスコートシーズンまでは続けるという考えでしたが、マイアミの後に彼は関係を終わらせることを決めました。とはいえ、それまでは全てが非常にうまくいっていました。私たちはスペインで1週間の準備期間を持つために合流する予定でした」
 
 今回の決断について、ペチ・ペリカールは自身に原因はないとの見方も示している。

「これを受け入れるのに半日はかかりました。私のせいだったのでしょうか? 実際には、まったくそうではありません。(シフィオンテクとの)動画がすぐに出回ったことを見ても、私には何の関係もありませんでした。しかし個人的には、このプロジェクトが24時間でまとまったとは思えません」

 もっとも、ペチ・ペリカールはすでに新体制を構築。ベルギー人コーチのフィリップ・デハース氏を暫定的に迎え、元世界4位のグレッグ・ルゼツキー氏(イギリス)のサポートを受けながら再出発を切っている。

「コーチを探していた時に連絡を取り合っていました。彼(ルゼツキー)は非常に興味を持ってくれた人物でした。さらに、ビッグサービスを持ち、ネットに出て、攻撃的というように、私とプレースタイルが似ていました。彼が私を助けてくれると確信しました」

 2026年はここまで5勝9敗と早期敗退が続き、予期せぬ離別も経験した。だがそれすら糧にしようとする22歳は、新たな陣営と共に迎えるクレーシーズンで巻き返しを図る。

構成●スマッシュ編集部

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