女子テニスツアーのWTA1000シリーズ「イタリア国際」(5月5日~17日/イタリア・ローマ/クレーコート)は大会6日目の現地10日にシングルス3回戦が行なわれ、第15シードで元世界ランキング1位の大坂なおみ(現16位)が登場。第19シードのディアナ・シュナイダー(ロシア/同20位)に6-1、6-2で快勝し、3年連続4度目のベスト16進出を決めた。
大坂は今季のクレーコートシーズン初戦となった先日の「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン/WTA1000)4回戦で女王アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)にフルセットで敗れたものの16強入り。今大会は初戦の2回戦(シード勢は1回戦免除)で世界80位のエバ・リス(ドイツ)を6-4、4-6、6-3で下し、3回戦へ駒を進めていた。
3回戦で対峙したのは、まだ22歳にしてこれまでにツアー5勝を挙げているサウスポーのシュナイダー。両者は今回が初の顔合わせとなった。
試合時間はわずか54分。大坂が失ったゲームはわずか3で、ファーストサービスでは77%、セカンドサービスでも71%といずれも高いポイント獲得率を記録。リターンゲームでは8本中5本のブレークポイントを物にするなど、終始相手を圧倒した。
勝利後の記者会見で大坂は「かなりシンプルな内容だった」と試合を振り返り、「1ポイントずつ集中していたから、最後のゲームまでスコアを把握していなかった」とコメント。苦手意識を持っていたクレーコートでも好調を維持できていることについて、ここ数週間で重点的に取り組んできた「フットワークの改善」が大きいと説明した。
「3月の北米ハードコートシリーズではまだ身体が硬く、コートに張り付いているような感覚があったけど、動きやフィジカル面の改善に集中したことでパフォーマンスが良くなった。クレーでもハードでプレーする時と大きな違いはなく、長いラリーの中で賢く攻めることが大切だと考えている」
かねてからメンタル面での課題が指摘されている大坂は今大会、「感情を素早く切り替えること」をテーマに掲げているという。昨年7月から指導を受けているコーチのトーマス・ビクトロウスキ氏(ポーランド/45歳)からの「考えすぎるな」という助言を胸に、「勝ちたい気持ちにとらわれすぎることなく、自然体でプレーできている」と手応えを口にした。
8強入りを懸けた4回戦で大坂を待ち受けるは、これまでに四大大会6勝を含むツアー25勝を挙げている元世界1位の24歳イガ・シフィオンテク(ポーランド/現3位)。両者は今回が4度目の顔合わせで、過去の対戦成績は大坂の1勝2敗。直近である2024年の全仏オープン2回戦では大坂が一時マッチポイントを握ったものの勝ち切れず、6-7(1)、6-1、5-7で惜敗していた。会見の最後に28歳は「こういう挑戦こそが、自分のベストを引き出してくれるはず」と語り、約2年越しの“リベンジマッチ”を心待ちにしている様子を見せた。
文●中村光佑
【動画】大坂VSシュナイダーのイタリア国際3回戦ハイライト!
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大坂は今季のクレーコートシーズン初戦となった先日の「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン/WTA1000)4回戦で女王アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)にフルセットで敗れたものの16強入り。今大会は初戦の2回戦(シード勢は1回戦免除)で世界80位のエバ・リス(ドイツ)を6-4、4-6、6-3で下し、3回戦へ駒を進めていた。
3回戦で対峙したのは、まだ22歳にしてこれまでにツアー5勝を挙げているサウスポーのシュナイダー。両者は今回が初の顔合わせとなった。
試合時間はわずか54分。大坂が失ったゲームはわずか3で、ファーストサービスでは77%、セカンドサービスでも71%といずれも高いポイント獲得率を記録。リターンゲームでは8本中5本のブレークポイントを物にするなど、終始相手を圧倒した。
勝利後の記者会見で大坂は「かなりシンプルな内容だった」と試合を振り返り、「1ポイントずつ集中していたから、最後のゲームまでスコアを把握していなかった」とコメント。苦手意識を持っていたクレーコートでも好調を維持できていることについて、ここ数週間で重点的に取り組んできた「フットワークの改善」が大きいと説明した。
「3月の北米ハードコートシリーズではまだ身体が硬く、コートに張り付いているような感覚があったけど、動きやフィジカル面の改善に集中したことでパフォーマンスが良くなった。クレーでもハードでプレーする時と大きな違いはなく、長いラリーの中で賢く攻めることが大切だと考えている」
かねてからメンタル面での課題が指摘されている大坂は今大会、「感情を素早く切り替えること」をテーマに掲げているという。昨年7月から指導を受けているコーチのトーマス・ビクトロウスキ氏(ポーランド/45歳)からの「考えすぎるな」という助言を胸に、「勝ちたい気持ちにとらわれすぎることなく、自然体でプレーできている」と手応えを口にした。
8強入りを懸けた4回戦で大坂を待ち受けるは、これまでに四大大会6勝を含むツアー25勝を挙げている元世界1位の24歳イガ・シフィオンテク(ポーランド/現3位)。両者は今回が4度目の顔合わせで、過去の対戦成績は大坂の1勝2敗。直近である2024年の全仏オープン2回戦では大坂が一時マッチポイントを握ったものの勝ち切れず、6-7(1)、6-1、5-7で惜敗していた。会見の最後に28歳は「こういう挑戦こそが、自分のベストを引き出してくれるはず」と語り、約2年越しの“リベンジマッチ”を心待ちにしている様子を見せた。
文●中村光佑
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