現在開催中の女子テニスツアー「バンダ・ファーマシューティカルズ・ベルリン・テニス・オープン」(6月15日~21日/ドイツ・ベルリン/WTA500)に第1シードで出場する世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が、現地15日にテニス系メディア『Bounces』のインタビューに回答。先日の四大大会「全仏オープン」(フランス・パリ/クレーコート)で味わった痛恨の敗戦を振り返り、同じ過ちを二度と繰り返さないために、「新しいことに取り組んでいる」と明かした。
28歳のサバレンカは優勝候補の一人として全仏に臨んだが、準々決勝で22歳の新鋭ディアナ・シュナイダー(ロシア/現16位)に6-3、5-7、0-6で敗戦。第1セットを幸先よく先取し、第2セットも5-3と勝利まであと1ゲームに迫ったが、直後の第9ゲームからまさかの10ゲーム連取を許し、ファイナルセットは1ゲームも奪えずに2時間12分で力尽きた。
この結果を受けてサバレンカは、今後いかにして前へ進むべきかを整理するため、かつて一緒に仕事をしていたスポーツ心理士に助言を求めたという。
「チームでたくさん話し合い、以前一緒に仕事をしていた心理士にも電話で相談をした。ここ何年もの間に自分が経験してきたことを全て話して整理する必要があると感じたから」
電話口で受けたアドバイスは「本当に助けになった」という。その上で今は「自分自身を探求している過程」にあるとし、こう続けた。
「私はいつも何かを追い求めている。今後もそういう自分の性格を大きく変える必要はないこともわかっているし、自分の強みや弱みも理解しているつもり。今何が起きているのかという全体像についても、できるだけ冷静に見ようとしている。でも同時に、自分自身をもう少し理解したいとも思う。それで自らを深く掘り下げてみることにした」
だからこそシュナイダー戦の悲劇も前向きに捉えながら、「ああいう試合で何が起こったのかを理解する必要がある」と28歳は考えている。さらにここ数週間は「これまでのキャリアで、“勝つべきだった”というよりも“自分に勝機がありながらそれを逃した”と感じる試合を振り返っていた」とのこと。そうした取り組みが新たな学びにつながると信じているからだ。
「トップに居続けるための鍵は、常に何かを追い求め、大きな変化をもたらしうるほんの1%の改善を見つけることだと考えている。新しいことに対して心を開いていれば、必ず何かしらの成長につながると信じている」
今大会で自身初となる芝コートでのタイトル獲得を目指すサバレンカは、初戦となる2回戦(上位4シードは1回戦免除)で世界19位のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。パリでの悔しさを糧に、さらなる成長を目指す女王の戦いに注目だ。
文●中村光佑
【動画】サバレンカがシュナイダーに逆転負けを喫した「全仏オープン」準々決勝ハイライト
【関連記事】あと1ゲームから逆転負けで全仏4強逃したサバレンカ…「ただテニスを辞めたいという気持ちしかない」<SMASH>
【関連記事】かつてコーチたちに「頭が悪い」と酷評された女王サバレンカ。数少ない支援者への感謝を明かす<SMASH>
28歳のサバレンカは優勝候補の一人として全仏に臨んだが、準々決勝で22歳の新鋭ディアナ・シュナイダー(ロシア/現16位)に6-3、5-7、0-6で敗戦。第1セットを幸先よく先取し、第2セットも5-3と勝利まであと1ゲームに迫ったが、直後の第9ゲームからまさかの10ゲーム連取を許し、ファイナルセットは1ゲームも奪えずに2時間12分で力尽きた。
この結果を受けてサバレンカは、今後いかにして前へ進むべきかを整理するため、かつて一緒に仕事をしていたスポーツ心理士に助言を求めたという。
「チームでたくさん話し合い、以前一緒に仕事をしていた心理士にも電話で相談をした。ここ何年もの間に自分が経験してきたことを全て話して整理する必要があると感じたから」
電話口で受けたアドバイスは「本当に助けになった」という。その上で今は「自分自身を探求している過程」にあるとし、こう続けた。
「私はいつも何かを追い求めている。今後もそういう自分の性格を大きく変える必要はないこともわかっているし、自分の強みや弱みも理解しているつもり。今何が起きているのかという全体像についても、できるだけ冷静に見ようとしている。でも同時に、自分自身をもう少し理解したいとも思う。それで自らを深く掘り下げてみることにした」
だからこそシュナイダー戦の悲劇も前向きに捉えながら、「ああいう試合で何が起こったのかを理解する必要がある」と28歳は考えている。さらにここ数週間は「これまでのキャリアで、“勝つべきだった”というよりも“自分に勝機がありながらそれを逃した”と感じる試合を振り返っていた」とのこと。そうした取り組みが新たな学びにつながると信じているからだ。
「トップに居続けるための鍵は、常に何かを追い求め、大きな変化をもたらしうるほんの1%の改善を見つけることだと考えている。新しいことに対して心を開いていれば、必ず何かしらの成長につながると信じている」
今大会で自身初となる芝コートでのタイトル獲得を目指すサバレンカは、初戦となる2回戦(上位4シードは1回戦免除)で世界19位のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)と対戦する。パリでの悔しさを糧に、さらなる成長を目指す女王の戦いに注目だ。
文●中村光佑
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