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海外テニス

望月慎太郎、ウインブルドン8強ならずも世界王者に健闘!「シナー相手でも何かができると感じた」と確かな手応え<SMASH>

中村光佑

2026.07.06

世界1位シナーを相手に堂々たる戦いぶりを見せた望月。敗戦後には王者から「とてもレベルの高い選手」と絶賛され、その実力を強く印象づけた。(C)Getty Images

世界1位シナーを相手に堂々たる戦いぶりを見せた望月。敗戦後には王者から「とてもレベルの高い選手」と絶賛され、その実力を強く印象づけた。(C)Getty Images

 テニス四大大会「ウインブルドン」は大会7日目の現地7月5日に男子シングルス4回戦が行なわれ、予選勝者で元世界ランキング92位の望月慎太郎(現151位)がセンターコート第3試合に登場。前回覇者で第1シードのヤニック・シナー(イタリア/同1位)に挑んだが、3-6、6-7(0)、3-6で敗れ、初のベスト8進出はならなかった。

 それでもこの試合、望月は積極的に前へ出て40回のネットプレーを仕掛け、うち33ポイントを獲得。ストローク戦ではシナーから33本のアンフォーストエラー(自滅的ミス)を誘発した。試合を通してブレークは奪えなかったものの、計5度のブレークポイントを取得するなど、王者を相手に最後まで食い下がった。

 1968年のオープン化以降で日本人男子選手として4人目となる四大大会16強入りを果たし、ウインブルドンでは錦織圭(元4位/現720位)と松岡修造(元46位)に次ぐ日本勢3人目の4回戦進出を遂げた望月。しかし今大会でここまでの快進撃を予想した人は決して多くなかった。というのも今季はツアー0勝6敗、さらには下部大会のチャレンジャーでもほとんど勝てていなかったからだ。そんな中で23歳が聖地で見せた堂々たる戦いぶりは、多くのテニスファンの心をつかんだ。
 
 試合後の会見で望月は、「センターコートで世界1位のシナーと対戦できたことは間違いなく大きな自信になりました」と振り返り、「結果はストレート負けだったけど、内容は競っていたと思います。全力を尽くしたので悔いはありません」とコメント。

 その上で「自分自身に集中し、1ポイントずつ全力で戦えばシナー相手でも何かができると感じました」と手応えを口にし、「彼の強力なサービスには苦しめられましたが、チャンスもありました。今回の経験で得た自信を今後につなげていきたいです」と前を向いた。

 その健闘ぶりはシナーも高く評価。試合後の会見では「慎太郎にとっては素晴らしい大会になったはずだし、本当に見事なことを成し遂げたと思います。彼はここまで素晴らしい選手たちを倒して勝ち上がりましたし、とてもレベルの高い選手です。特に芝では本当に対戦するのが難しく、バックハンドは本当に力強いと感じましたし、ネットプレーの技術が非常に優れていることも一目でわかりました」と望月の実力の高さを絶賛した。

文●中村光佑

【動画】望月VSシナーの「ウインブルドン」4回戦ハイライト!

【画像】望月慎太郎ほか、ウインブルドン2026を戦う男子トップ選手たちの厳選フォト!

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