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海外テニス

ユニクロとの契約から約2年…「RFロゴ」の所有権がナイキからフェデラーの元へ

THE DIGEST編集部

2020.03.11

2007年から着用し始めた「RF」ロゴ。ナイキが所有権を保持していたため、2018年のユニクロ契約以降はウェア類に使用されていなかった。(C)Getty Images

2007年から着用し始めた「RF」ロゴ。ナイキが所有権を保持していたため、2018年のユニクロ契約以降はウェア類に使用されていなかった。(C)Getty Images

 3月10日、男子テニス世界4位のロジャー・フェデラーが、ナイキから「RF」ロゴのライセンスを取り戻したと、テニス専門メディア『Tennis.com』が伝えている。

 2018年6月にウェア契約をナイキからユニクロに変更したフェデラーだが、「RF」ロゴに関してはナイキがライセンスを所有していたため、彼のウェアにはロゴが使われていなかった。

 それ以降、フェデラーはロゴの所有権を巡ってナイキと衝突。2018年のウィンブルドンでは「RFロゴの存在は僕にとっても、ファンにとっても大切なもの。なるべく早く、僕のところに戻ってきてほしい」と語っていたが、今年の2月19日付けで、ようやくフェデラーの手元へ権利が戻ってきたようだ。
 
 3月11日現在、ウェアにロゴを使用する予定については本人やユニクロから示されていないが、早ければ6月末から行なわれるウィンブルドン選手権で使われる可能性が高そうだ。

 38歳となった今も、男子テニス界のトップに君臨し続けているフェデラー。先月19日にはスイスで関節鏡の手術を受け、現在はグラスコートシーズンからの競技復帰を目指している。「RF」ロゴとともにコートに戻り、また華麗なプレーを見せてくれることに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部
 

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