8月30日から始まるグランドスラム「全米オープンテニス」について、前回は若手だったので、今回は気になるベテラン選手について紹介します。
女子ではアメリカのジェシカ・ペグラ。32歳でキャリアハイの3位。今季ツアータイトルを2つ獲得しており、その内の1つがハードコートです。ペグラには予測のうまさと安定感があります。カウンターもうまいですね。
ただ、3位にもかかわらずグランドスラムでの活躍が少ない選手でもあります。最高成績は2024年全米オープンの準優勝。これ以外は決勝にも進めていません。タイトル獲得は悲願でしょう。ただし、現代のパワーテニスに安定感で対抗するのは、厳しい面があります。それでもアメリカのナンバー1ですし、地元の盛り上がり次第では優勝にからめる可能性はあります。
最近活躍が目立つベテランは、エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/世界ランキング9位/31歳)と、ベリンダ・ベンチッチ(スイス/同14位/29歳)でしょう。彼女たちは、結婚・出産を経験し、精神的な余裕のようなものがあります。勝つことだけが全てではない中でプレーができる上に、経験値も高いので、怖い存在です。
28歳の世界1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)は、注目というより、当然優勝候補筆頭で彼女を中心に大会が回ると思います。全米オープン3連覇が懸かっていますし、相性が良いことは間違いありません。今年はまだグランドスラムのタイトルを獲得できていませんから、3連覇を達成すれば、面目躍如と言えるでしょう。
男子では多くの名選手が今年での引退を表明しています。スタン・ワウリンカ(スイス/41歳/自己最高世界ランク3位)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ/35歳/同3位)、錦織圭(日本/36歳/同4位)、ガエル・モンフィス(フランス/39歳/同6位)ダビド・ゴファン(ベルギー/35歳/同7位)。彼らにとっては最後のグランドスラムの舞台になります。ロベルト・バウティスタアグート(スペイン/38歳/同9位)は、すでに最後の試合を終えました。
我々日本人にとっても馴染みのある名前が多いです。これだけ多いと本戦ワイルドカードをどこまで出るのかもわかりませんが、どの選手も経験値が高く、最後のグランドスラムで一花咲かせようと思っているはずなので、彼らのプレーを目に焼き付けたいところです。
文●伊達公子
撮影協力/株式会社SIXINCH.ジャパン
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女子ではアメリカのジェシカ・ペグラ。32歳でキャリアハイの3位。今季ツアータイトルを2つ獲得しており、その内の1つがハードコートです。ペグラには予測のうまさと安定感があります。カウンターもうまいですね。
ただ、3位にもかかわらずグランドスラムでの活躍が少ない選手でもあります。最高成績は2024年全米オープンの準優勝。これ以外は決勝にも進めていません。タイトル獲得は悲願でしょう。ただし、現代のパワーテニスに安定感で対抗するのは、厳しい面があります。それでもアメリカのナンバー1ですし、地元の盛り上がり次第では優勝にからめる可能性はあります。
最近活躍が目立つベテランは、エリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/世界ランキング9位/31歳)と、ベリンダ・ベンチッチ(スイス/同14位/29歳)でしょう。彼女たちは、結婚・出産を経験し、精神的な余裕のようなものがあります。勝つことだけが全てではない中でプレーができる上に、経験値も高いので、怖い存在です。
28歳の世界1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)は、注目というより、当然優勝候補筆頭で彼女を中心に大会が回ると思います。全米オープン3連覇が懸かっていますし、相性が良いことは間違いありません。今年はまだグランドスラムのタイトルを獲得できていませんから、3連覇を達成すれば、面目躍如と言えるでしょう。
男子では多くの名選手が今年での引退を表明しています。スタン・ワウリンカ(スイス/41歳/自己最高世界ランク3位)、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ/35歳/同3位)、錦織圭(日本/36歳/同4位)、ガエル・モンフィス(フランス/39歳/同6位)ダビド・ゴファン(ベルギー/35歳/同7位)。彼らにとっては最後のグランドスラムの舞台になります。ロベルト・バウティスタアグート(スペイン/38歳/同9位)は、すでに最後の試合を終えました。
我々日本人にとっても馴染みのある名前が多いです。これだけ多いと本戦ワイルドカードをどこまで出るのかもわかりませんが、どの選手も経験値が高く、最後のグランドスラムで一花咲かせようと思っているはずなので、彼らのプレーを目に焼き付けたいところです。
文●伊達公子
撮影協力/株式会社SIXINCH.ジャパン
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