男子テニスツアーのATP500シリーズ「ムバダラDCオープン」(7月27日~8月2日/アメリカ・ワシントンDC/ハードコート)は現地3日、前日に雨天順延となったシングルス決勝を実施。第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/大会時世界ランキング10位)が19歳の新星ラファエル・ホダル(スペイン/同24位)を7-6(2)、6-4で下し、ツアー通算11勝目を飾った。
試合は序盤から互いに譲らない展開となるも、タイブレークではフリッツが正確なリターンを軸にポイントを重ね、第1セットを先取。第2セットもフリッツが第1ゲームから3ゲームを連取して先行し、第4ゲームで1つブレークを返されるもリードを守って1時間49分で試合を決めた。
今季はダラス(ハード/ATP500)、ハーレ(芝/ATP500)、シュツットガルト(芝/ATP250)の3大会で準優勝に終わり、あと一歩でタイトルを逃す状況が続いていたフリッツ。
しかし今大会は準々決勝で同郷のアレックス・ミケルセン(アメリカ/同40位)を相手にマッチポイントを凌いで逆転勝ちすると、準決勝でもブランドン・ナカシマ(アメリカ/同33位)との同胞対決に勝利。勢いそのままに決勝でも急成長株のホダルを退け、2022年の「楽天ジャパンオープン」(ハード/ATP500)以来約4年ぶりに、ATP500以上のカテゴリーでの優勝を手にした。
この結果、フリッツは08年以降では24年王者セバスチャン・コルダ(アメリカ/元15位/現50位)に続く2人目のDCオープン制覇を果たしたアメリカ人選手となり、大会後に更新された世界ランキングで10位から8位に浮上。表彰式では自身のチームへ向け、「いつも支えてくれてありがとう。最近は準優勝者としてスピーチをすることが多かったので、今回は本当の意味でこの言葉を言えるのがうれしいです」と感謝を口にした。
続けてフリッツは準優勝のホダルへ向け、次のように賛辞を送った。「今日は本当に厳しい試合でした。まだ19歳と若く、しかもツアー1年目であなたが成し遂げていることは本当に信じられません。これからもっと強くなっていくことだと思います」
一方、敗れたホダルは惜しくも今年4月の「ハッサン2世グランプリ」(クレー/ATP250)以来となるツアー2勝目はならず。それでも初出場となった今大会では1回戦で第8シードのアルテュール・フィス(フランス/大会時22位)、2回戦で元4位の錦織圭(同721位)、準々決勝で第4シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同15位)、準決勝で元19位のアレハンドロ・タビロ(チリ/同30位)と実力者を連破し、ATP500で初の決勝進出を果たした。なお大会後のランキングでは24位から15位に浮上し、またもキャリアハイを更新した。
文●中村光佑
【動画】フリッツVSホダルのDCオープン決勝ハイライト!
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試合は序盤から互いに譲らない展開となるも、タイブレークではフリッツが正確なリターンを軸にポイントを重ね、第1セットを先取。第2セットもフリッツが第1ゲームから3ゲームを連取して先行し、第4ゲームで1つブレークを返されるもリードを守って1時間49分で試合を決めた。
今季はダラス(ハード/ATP500)、ハーレ(芝/ATP500)、シュツットガルト(芝/ATP250)の3大会で準優勝に終わり、あと一歩でタイトルを逃す状況が続いていたフリッツ。
しかし今大会は準々決勝で同郷のアレックス・ミケルセン(アメリカ/同40位)を相手にマッチポイントを凌いで逆転勝ちすると、準決勝でもブランドン・ナカシマ(アメリカ/同33位)との同胞対決に勝利。勢いそのままに決勝でも急成長株のホダルを退け、2022年の「楽天ジャパンオープン」(ハード/ATP500)以来約4年ぶりに、ATP500以上のカテゴリーでの優勝を手にした。
この結果、フリッツは08年以降では24年王者セバスチャン・コルダ(アメリカ/元15位/現50位)に続く2人目のDCオープン制覇を果たしたアメリカ人選手となり、大会後に更新された世界ランキングで10位から8位に浮上。表彰式では自身のチームへ向け、「いつも支えてくれてありがとう。最近は準優勝者としてスピーチをすることが多かったので、今回は本当の意味でこの言葉を言えるのがうれしいです」と感謝を口にした。
続けてフリッツは準優勝のホダルへ向け、次のように賛辞を送った。「今日は本当に厳しい試合でした。まだ19歳と若く、しかもツアー1年目であなたが成し遂げていることは本当に信じられません。これからもっと強くなっていくことだと思います」
一方、敗れたホダルは惜しくも今年4月の「ハッサン2世グランプリ」(クレー/ATP250)以来となるツアー2勝目はならず。それでも初出場となった今大会では1回戦で第8シードのアルテュール・フィス(フランス/大会時22位)、2回戦で元4位の錦織圭(同721位)、準々決勝で第4シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同15位)、準決勝で元19位のアレハンドロ・タビロ(チリ/同30位)と実力者を連破し、ATP500で初の決勝進出を果たした。なお大会後のランキングでは24位から15位に浮上し、またもキャリアハイを更新した。
文●中村光佑
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