男子テニスでケガからの復帰を目指しているカルロス・アルカラス(スペイン/現世界ランキング2位)とホルガー・ルネ(デンマーク/同102位)が8月17日、スペイン・ムルシアで合同練習を行なった。共にツアーから長期間離れている2人にとって、復帰に向けた重要な実戦形式の調整となったようだ。
両者は2003年生まれの23歳で、ルネは4月29日、アルカラスは5月5日と誕生日はわずか6日違い。ジュニア時代にはダブルスを組んだ経験もあり、これまでATPツアーでは4度対戦(2勝2敗)するなど、同世代のライバルとして歩んできた。今回は、そんな2人が久々に同じコートに立ち、暑さの厳しいムルシアで共に汗を流した。
アルカラスが最後に公式戦へ出場したのは4月の「バルセロナ・オープン」。2回戦を前に右手首の負傷を理由に棄権して以降、ツアーを離れている。クレーコートシーズンから芝シーズンまでを棒に振り、「全仏オープン」「ウインブルドン」にも出場できなかった。さらに、ハードコートシーズンに入った8月の「ナショナルバンク・オープン」「シンシナティ・オープン」も欠場。前回覇者として臨む予定の「全米オープン」(8月30日開幕)での復帰を目指している。
アルカラスは7月31日にムルシアで屋外コートでの練習を再開。その後は徐々に負荷を高めており、最近の練習では右腕にコンプレッションスリーブ(適度な圧力で筋肉を保護する着圧サポーター)を着用し、強いボールを打っているという。今回、同じくトップレベルの選手であるルネを相手に打ち合い、実戦復帰に向けてさらに調整を進めた。
一方のルネは、より長いリハビリ生活を送ってきた。昨年10月、「ストックホルム・オープン」の準決勝でアキレス腱を断裂し、その後に手術を受けた。以来、約10カ月にわたって公式戦から遠ざかっている。復帰時期を遅らせながら慎重に調整を続けてきたなか、今回の合同練習も復帰に向けた一歩となった。
アルカラスにとっては、全米オープン開幕まで残された時間が限られており、5セットマッチを戦える状態まで右手首が戻っているかが最大の焦点となる。シンシナティ欠場を決めた際にも陣営は復帰を急がない姿勢を崩しておらず、今回の練習だけで全米出場が確定したわけではない。
もし全米オープンへの出場が叶わなければ、アルカラスが次に公式戦へ出場するのは9月末の「レーバー・カップ」になる見込みだ。長期離脱を経て、アルカラスとルネはニューヨークのコートに戻ってくることができるのか。ムルシアでの合同練習を踏まえ、復帰の時期をめぐる動向がさらに注目される。
構成●スマッシュ編集部
【画像】練習の合間に談笑するアルカラスとルネ
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両者は2003年生まれの23歳で、ルネは4月29日、アルカラスは5月5日と誕生日はわずか6日違い。ジュニア時代にはダブルスを組んだ経験もあり、これまでATPツアーでは4度対戦(2勝2敗)するなど、同世代のライバルとして歩んできた。今回は、そんな2人が久々に同じコートに立ち、暑さの厳しいムルシアで共に汗を流した。
アルカラスが最後に公式戦へ出場したのは4月の「バルセロナ・オープン」。2回戦を前に右手首の負傷を理由に棄権して以降、ツアーを離れている。クレーコートシーズンから芝シーズンまでを棒に振り、「全仏オープン」「ウインブルドン」にも出場できなかった。さらに、ハードコートシーズンに入った8月の「ナショナルバンク・オープン」「シンシナティ・オープン」も欠場。前回覇者として臨む予定の「全米オープン」(8月30日開幕)での復帰を目指している。
アルカラスは7月31日にムルシアで屋外コートでの練習を再開。その後は徐々に負荷を高めており、最近の練習では右腕にコンプレッションスリーブ(適度な圧力で筋肉を保護する着圧サポーター)を着用し、強いボールを打っているという。今回、同じくトップレベルの選手であるルネを相手に打ち合い、実戦復帰に向けてさらに調整を進めた。
一方のルネは、より長いリハビリ生活を送ってきた。昨年10月、「ストックホルム・オープン」の準決勝でアキレス腱を断裂し、その後に手術を受けた。以来、約10カ月にわたって公式戦から遠ざかっている。復帰時期を遅らせながら慎重に調整を続けてきたなか、今回の合同練習も復帰に向けた一歩となった。
アルカラスにとっては、全米オープン開幕まで残された時間が限られており、5セットマッチを戦える状態まで右手首が戻っているかが最大の焦点となる。シンシナティ欠場を決めた際にも陣営は復帰を急がない姿勢を崩しておらず、今回の練習だけで全米出場が確定したわけではない。
もし全米オープンへの出場が叶わなければ、アルカラスが次に公式戦へ出場するのは9月末の「レーバー・カップ」になる見込みだ。長期離脱を経て、アルカラスとルネはニューヨークのコートに戻ってくることができるのか。ムルシアでの合同練習を踏まえ、復帰の時期をめぐる動向がさらに注目される。
構成●スマッシュ編集部
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