男子テニスの国際下部ツアー「UCHIYAMA CUP SAPPORO」(M25)が9月13日、大会最終日を迎え、北海道・札幌市平岸庭球場(ハードコート)でシングルス決勝を実施。ノーシードの齋藤惠佑が予選から勝ち上がったジェリー・ロディック(アメリカ)に1-6、6-3、6-3で逆転勝ちし、見事優勝を飾った。
「UCHIYAMA CUP」はATPツアーやATPチャレンジャーの下位に位置する「ワールドテニスツアー」(旧ITFツアー)の1つ。これから世界を目指す新鋭たちの登竜門的な大会であると同時に、ケガなどでランキングを落とした選手が再起を懸ける舞台でもある。元世界ランク78位の内山靖崇が現役選手として世界を転戦するかたわら、テニス界の発展にも貢献していきたいという思いから創設、運営しており、今年は6月の東京に続き札幌大会が行なわれた。
第1シードの今村昌倫が1回戦で、第2シードの白石光が準々決勝で姿を消すなど、日本勢が苦しむ中、ただ1人勝ち進んだのが齋藤だ。準決勝では主催者推薦で出場した元世界ランク139位の実力者、ホン・ソンチャン(韓国)と対戦。「今まで一度もセットを取ったことがなく、今回は1セットでも取れたらと思って挑んだ」というチャレンジャー精神が功を奏し、齋藤が6-7(4)、6-2、6-4の逆転で決勝に駒を進めた。
決勝でも齋藤は粘り強いテニスを見せた。第1セットは1-6で簡単に落とすが、第2セットは終始先行して奪い返すと、第3セットでは「リターンから積極的に打ちにいったら、うまくハマった」という通り、ロディックのサービスゲームを3度ブレーク。自身のサービスは1ダウンに抑え、齋藤が2時間6分で接戦を物にした。
25歳の齋藤はこれが国際下部ツアー2勝目で、2024年台北(M25)以来2年ぶりのタイトル。「日本での優勝は初めてなので、素直にうれしい」と喜びを語る。現在の世界ランクは672位だが、「今後はチャレンジャーでいい試合をして、ランキングを上げていきたい」と1つ上の舞台に視線を合わせていた。
なお前日に行なわれたダブルス決勝には、この春大学を卒業したばかりの田中佑/丹下颯希のペアが勝ち上がったが、第2シードのチョ・ソンウ/チャン・ユンソン(韓国)にマッチタイブレークで惜敗し、優勝はならなかった。しかし1回戦では第1シードの松田龍樹/白石を破っており、十分に存在感を示してみせた。
◆シングルス決勝結果
〇齋藤惠佑(富士住建)1-6、6-3、6-3 ジェリー・ロディック(アメリカ)[Q]●
◆ダブルス決勝結果
○チョ・ソンウ/チャン・ユンソン(韓国)② 7-6(2) 3-6 [10-7] 田中佑/丹下颯希(伊予銀行)●
※丸数字はシード順位、[Q]は予選勝ち上がり
構成●スマッシュ編集部
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第1シードの今村昌倫が1回戦で、第2シードの白石光が準々決勝で姿を消すなど、日本勢が苦しむ中、ただ1人勝ち進んだのが齋藤だ。準決勝では主催者推薦で出場した元世界ランク139位の実力者、ホン・ソンチャン(韓国)と対戦。「今まで一度もセットを取ったことがなく、今回は1セットでも取れたらと思って挑んだ」というチャレンジャー精神が功を奏し、齋藤が6-7(4)、6-2、6-4の逆転で決勝に駒を進めた。
決勝でも齋藤は粘り強いテニスを見せた。第1セットは1-6で簡単に落とすが、第2セットは終始先行して奪い返すと、第3セットでは「リターンから積極的に打ちにいったら、うまくハマった」という通り、ロディックのサービスゲームを3度ブレーク。自身のサービスは1ダウンに抑え、齋藤が2時間6分で接戦を物にした。
25歳の齋藤はこれが国際下部ツアー2勝目で、2024年台北(M25)以来2年ぶりのタイトル。「日本での優勝は初めてなので、素直にうれしい」と喜びを語る。現在の世界ランクは672位だが、「今後はチャレンジャーでいい試合をして、ランキングを上げていきたい」と1つ上の舞台に視線を合わせていた。
なお前日に行なわれたダブルス決勝には、この春大学を卒業したばかりの田中佑/丹下颯希のペアが勝ち上がったが、第2シードのチョ・ソンウ/チャン・ユンソン(韓国)にマッチタイブレークで惜敗し、優勝はならなかった。しかし1回戦では第1シードの松田龍樹/白石を破っており、十分に存在感を示してみせた。
◆シングルス決勝結果
〇齋藤惠佑(富士住建)1-6、6-3、6-3 ジェリー・ロディック(アメリカ)[Q]●
◆ダブルス決勝結果
○チョ・ソンウ/チャン・ユンソン(韓国)② 7-6(2) 3-6 [10-7] 田中佑/丹下颯希(伊予銀行)●
※丸数字はシード順位、[Q]は予選勝ち上がり
構成●スマッシュ編集部
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