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【テニスストリング基礎知識】初心者はまず何を選べばいい? ストリングの素材や適正テンションとは<SMASH>

スマッシュ編集部

2026.09.27

ストリングは種類によって打球感やボールの飛び方が異なる。癖の少ないものから始め、自分に合ったセッティングを探していこう(※写真はイメージ)。(C)Getty Images

ストリングは種類によって打球感やボールの飛び方が異なる。癖の少ないものから始め、自分に合ったセッティングを探していこう(※写真はイメージ)。(C)Getty Images

 テニスボールはラケットで打ちますが、実際にボールと触れているのは、ラケットに張られた「ストリング(糸)」です。つまり、ストリングの性能や特徴を理解することは、プレーの質や上達にも大きく関わってきます。

 知っているようで意外と知らないストリングの世界。そこでストリングやラケットにまつわる素朴な疑問を、プロのストリンガー(ストリングを張る人)に解説してもらいました。

 今回のテーマは「初心者のストリングの設定」です。どのようなセッティングから始めれば、快適にテニスを楽しむことができるのでしょうか。

* * *

 ストリングは膨大な種類があります。テニスを始めるにあたり、何を選ぶかで今後のテニスが決定すると言っても過言ではありません。今回は、私のお薦めをご紹介します。
 
 ストリングの素材は大きく分けて、ナイロン、ポリエステル、ナチュラルの3種類に分けられます。その中でも癖の少ないナイロンから始めるといいでしょう。ナイロンはモノとマルチの2形状があるのでご自身のスポーツ経験や腕力に合わせて選びます。

 腕力がある方にはモノがお薦めです。芯糸が太いため自分の力がボールに伝わりやすく、安定してボールを飛ばすことができます。腕力に自信がない方はマルチから始めてみましょう。細かい糸を束ねているので、打球感が柔らかく、面全体でたわみやすいため、少ない力でボールが飛び、腕への負担も少ないからです。

 テンションですが、気温が低い時期なら43~47ポンドから始め、この範囲で腕力に合わせて強さを調整してください。気温が高い時期は、そこからプラス2ポンド上げて張ることで、快適にプレーをすることができるでしょう。まずは、癖の少ないナイロンでセッティングをし、テニスに慣れてプレースタイルが確立してきた段階で、「こんなボールが打ちたい」とストリンガーに相談し、自分のベストセッティングを探していきましょう。

解説:鈴木貴也さん
プロやアマを問わず常に最高のクオリティを提供することを心掛ける。2021年東京五輪のストリンギングチームの一員として選ばれている。

取材協力●テニスサポートセンター

構成●スマッシュ編集部
※2025年2月号より抜粋・再編集

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