海外テニス

ズベレフは「試合前に犬とキスをすること」ジョコビッチ、キリオスらが自身のユニークな“ルーティン”を披露

THE DIGEST編集部

2020.03.21

試合前にシューズを履き替えるキリオス。繰り返し同じ行動をすることでメンタルを安定させ、良いパフォーマンスに繋がる効果があるという。(C)Getty Images

 プロスポーツの試合を見ていると、選手それぞれが毎回決まって行なうアクション、いわゆる「ルーティン」に気付くことがしばしばある。テニスではラファエル・ナダルのサーブ前に鼻や髪を触ったり、チェンジエンドでドリンクの向きを揃える動作などが有名だ。

 3月18日、Tennis TVはその「ルーティン」をピックアップし、選手それぞれが持つユニークな動作について特集。世界のトップで活躍する彼らに直接インタビューした動画をYouTubeにアップした。

 まず最初に回答したのは、身長208センチで圧倒的なサーブ力を持つジョン・イズナー。その内容は「サーブを打つ前に脚の間を通すようにボールを突くこと」というもので、この動作をすることで良いリズムでサーブを打つことができるという。カナダ期待の若手、デニス・シャポバロフも同じくサービス前に股を通すことで心を落ち着かせているとコメントした。
 
 続いて、今年負けなしで世界1位に君臨するノバク・ジョコビッチは「試合前の瞑想や呼吸法、対戦相手の分析」をしていると回答。ジョコビッチは普段からトレーニングにヨガを取り入れていることでも有名で、その独特なルーティンが彼の圧倒的な強さを支えているのかもしれない。

 また、破天荒なキャラクターでツアー屈指の人気を誇るニック・キリオスは「シューズの履き替え」とコメント。試合コートへ入場する際は足元に「エアジョーダン1」を着用し、ベンチ座ってからテニスシューズに履き替えるそうだ。なんとも"二度手間感"のあるルーティンだが、バスケ好きのキリオスらしい回答となった。

 また、ステファノス・チチパスは「シャンプーやコンディショナーを同じものを使うこと」、アレクサンダー・ズベレフは「試合前に犬とキスをすること」、ヤニック・シナーは「ファーストサーブでは5回、セカンドサーブでは4回ボールを突く」などと回答。動画では他にも様々なルーティンについて披露されているので、是非ともチェックしていほしい。

構成●THE DIGEST編集部

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