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ナダルが購入した"超大型クルーザー"に米国大手経済誌が注目!「島に自宅があるので、生活の一部なんだ」

THE DIGEST編集部

2020.08.12

ナダルが購入したクルーズ船に米経済誌『フォーブス』が注目した。(C)Getty Images

 グランドスラムで優勝19回を果たしている男子テニス世界ランク2位のラファエル・ナダルが、選手として大切にしているライフスタイルについて語った。米国大手経済誌『フォーブス』電子版が報じている。

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 同誌は、ナダルが、かねてから明かしている趣味の1つ、クルージングに注目。故郷スペインのマヨルカ島に自宅を持つナダルは、クルーザーを所有する理由を、「島に自宅があるので、生活の一部なんだ。個人クルーザーがあれば、自由に予定を決められる。急に思い立った時、チャーターでは難しい。家の前に停泊していれば、起きて朝食をとり、『今日はクルージングに出かけよう』と言えるからね」とコメント。

 続けて、「そうすることで、ストレスから解放される。それは、僕にとって大切なことで、ポジティブなエネルギーを充電する手助けをしてくれる。キャリアを続けて行くためのサポートをしてくれる」と語り、いつでも海へ出かけられる環境が、心身をリフレッシュさせ、トップレベルの維持に役立っていると明かした。
 
 ナダルが新たに購入したクルーザーは、欧州で発売されたばかりの全長約30メートル、幅12メートルの超大型タイプ。自宅前の港に停泊する船艇の中で、1番の大きさだと言う。性能の高さはもちろん、豊富なオプションとフルカスタマイズが可能なことに魅かれたと語るナダル。サロンスペースは自宅のリビングより広いそうだ。

「クルージングは心から大好きなことの1つ。クルーザーのオーナーになることは、経済面を考えると簡単な決断ではない。けれど、充実したプライベートライフのためなんだ」ともコメント。昨年、14年来の恋人であるメアリー・シスカ・ペレロさんとゴールインしたナダルは、船上で、家族や友人たちと過ごすことで緊張が和らぎ、良いパフォーマンスに繋がっていると話す。

 現在はテニス中心の生活であるため、目的地は自宅近郊のバレアレス諸島周辺のみと話す34歳のナダル。「近い将来、長距離クルーズで様々な場所へ出かけ、新しい世界を発見する機会が訪れることを期待している」と、少し意味深な言葉を残した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、ナダルは今月4日、31日開幕予定の全米オープンを欠場すると発表。さらに、出場を予定していた9月開催のマドリードOPが中止となった。ナダルが13度目の優勝を目指して出場すると思われる全仏OPは、9月27日開幕が予定されている。

構成●THE DIGEST編集部
 
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