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海外テニス

「過去最高の戦いになるかもしれない」大坂なおみvsセレナのビッグマッチに全豪OP公式が期待<SMASH>

THE DIGEST編集部

2021.02.18

グランドスラムでは2018年の全米決勝以来、2度目の対戦となる大坂とセレナ。(C)Getty Images

グランドスラムでは2018年の全米決勝以来、2度目の対戦となる大坂とセレナ。(C)Getty Images

 現在、オーストラリア・メルボルンパークで開催されている『全豪オープンテニス』(2月8日~21日)は18日に11日目を迎える。この日の女子シングルス準決勝では、世界ランク3位の大坂なおみと、グランドスラム通算23勝を誇るセレナ・ウィリアムズが対戦する。

【PHOTO】2年ぶり2度目の全豪オープン制覇へ!メルボルンで躍動する大坂なおみ

 テニス界の次世代女王として着実に歩みを進めている23歳の大坂と、これまで数々の記録を築き上げてきた39歳のセレナ。世界中から大きな注目を集めるこの一戦に、全豪オープン公式サイトは「女子準決勝プレビュー」と釘打ち、「全豪2021の大坂なおみとセレナ・ウィリアムズより、待望するグランドスラム女子準決勝が最後に行なわれたのはいつだろうか」と、同試合を取り上げている。

 2人の対戦成績は大坂から2勝1敗。18年の全米決勝を含む最初の2戦は大坂がストレートで勝利しているが、直近の19年トロント準々決勝はセレナのストレート勝ちを収めている。この3試合を振り返り、同サイトは「大坂とウィリアムズが同時に最高のテニスをしたことは、その短い対戦歴の中で一度もない」としてうえで、「しかし、この2週間のメルボルン・パークでの戦いぶりを見れば、過去最高の戦いになるかもしれない」と期待を寄せている。
 
 また、大坂のプレースタイルについては「強力なファーストサーブとファーストストライクアプローチ(サービスから4本目までのショット)を中心に構築されている」と分析し、小さい頃から憧れて育ったセレナをモデルとしていると指摘。さらにふたりの類似した今大会のスタッツを比較し、「結果を予測することは非常に困難だ」と結論づけている。

 同試合はセンターコートの第2試合で、日本時間正午以降に開始予定。果たして大坂は、この試合で再び憧れの存在を破ることができるか。それともセレナがグランドスラム最多24勝に王手をかけるか。テニスファンならずとも、このビッグマッチから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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