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海外テニス

5か月前に苦戦した相手に快勝した大坂なおみ。試合データから見えてくる成長点とは?〈SMASH〉

スマッシュ編集部

2021.02.21

5か月ぶりの対戦で大坂なおみ(右)はブレイディ(左)にストレートで快勝。成長の跡を見せた。(C)Getty Images

5か月ぶりの対戦で大坂なおみ(右)はブレイディ(左)にストレートで快勝。成長の跡を見せた。(C)Getty Images

「全豪オープンテニス」(オーストラリア・メルボルン)の女子シングルスで、2年ぶり2度目の優勝を飾った大坂なおみ。第3シードの大坂なおみは、決勝で第22シードでのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)に6-4、6-3で快勝した。

 勝利のカギはどこにあったのか。2人は昨年の全米オープン準決勝でも対戦し、大坂が苦しみながらも7-6(1)、3-6、6-3で勝利している。その試合と今回の決勝のデータを分析してみると、大坂の成長ぶりが浮かび上がってくる。

 大坂が全米以降に強化した点は主に2つある。「サービスリターン」と「フィジカル」だ。今回のブレイディ戦、大坂のリターンゲームでのポイント獲得率を見ると、60本中25本で42%となっている。全米のブレイディ戦では35%だったので、確実に数値は上がっている。

 それはサービスブレーク数にも結び付いており、全米では3セットで1度しかブレイディのサービスをブレークできなかったのが、今回は2セットで4度のブレーク数だ。
 
 もう1つは、中村豊トレーナーと取り組んだトレーニングにより、フィジカルが強くなったこと。それはコートカバー能力の向上をもたらしたことが、数字からわかる。

 全米でブレイディに奪われたウイナーは3セットで35本だったが、今回は2セットで15本。セット数が違うので単純比較はできないが、1セット平均に換算すると、11.7本から7.5本へと減少した。それだけ大坂の動きが良くなり、相手に振られても追いつけるケースが増えたと考えられる。

 また、大坂がブレイディに奪われたサービスエース数を比較すると、全米時は10本/3セットだったのが、今回はわずか2本/2セットしか献上していない。セット平均で見れば3分の1以下となる。これは大坂のリターン力とフィジカルの両方が向上した結果と見てよかろう。

 去年の全米からまだ5か月しか経っていない。短期間でこれほどの進化を見せる大坂が、今後どこまで強くなり得るのか、まったく想像がつかない。

構成●スマッシュ編集部

【PHOTO】大坂なおみが2年ぶりの優勝!全豪オープン2021の厳選写真をお届け!
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