現地時間３月16日、男子テニスツアー「ドバイ選手権」（３月14日～20日／アラブ首長国連邦・ドバイ／ハード／ATP500）がシングルス２回戦を実施。第５シードで世界ランキング13位のダビド・ゴファン（ベルギー）は、同41位の錦織圭に３－６、６－７（３）のストレート負けを喫した。

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　2015年のカナダ・マスターズ以来、約６年ぶりの顔合わせとなった両者の対決。序盤は攻撃的なストロークを展開する錦織がゴファンを圧倒し、第１セットを先取する。続く第２セットは終盤にブレーク合戦となり、錦織は２度のサービングフォーザマッチを落とすも、最後にタイブレークで突き放して勝利。見事16強へ駒を進めた。
  　初戦敗退を喫したゴファンは、試合後の会見で「これまでなぜドバイに来なかったのか、その理由がわかったよ。とてもタフで、速くて、コントロールするのが難しいんだ」とコメント。球足が速くて跳ねる同大会のコートを苦手としているようで、今回の結果を含めて同大会でのキャリア戦績は０勝３敗となった。

　さらに錦織との対戦成績も０勝４敗と相性の悪いゴファン。年齢もプレースタイルも近いふたりだが、サーフェスに対する適正は異なるようで、「（このコンディションは）僕にとっては簡単じゃない。特にケイと対戦するときはね」と試合を振り返っている。

　勝利した錦織は３回戦でアリアス・ベデネ（スロベニア／59位）と対戦する。同じ31歳で今まで戦ったことはないが、ゴファンと同様に安定したストロークを得意とする堅固なグランドストローカーだ。試合は現地時間17日の午後７時（日本時間18日午前０時）以降に行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部