女子テニスツアー「マイアミ・オープン」(3月22日~4月4日/アメリカ・マイアミ/ハード/WTA1000)に、第2シードとして出場する大坂なおみ。昨年8月にツアーが再開してからは公式戦で21連勝(棄権負けは除く)と、女子ツアーのなかで圧倒的な強さを示している。
【PHOTO】大坂がグランドスラム4勝目を挙げた全豪オープンのスナップ集
先の全豪オープンでも優勝と、勢いに乗る23歳の実戦復帰に注目度が高まる中、今回は元世界5位のダニエラ・ハンチュコワさんが、今大会の優勝候補を大胆予想。その本命として大坂の名前をピックアップし、米テニスメディア『Tennis.com』に自身の見解を明かした。
現役時代には混合ダブルスで生涯グランドスラムを達成し、単複共に世界5位まで上り詰めたハンチュコワさん。記事内では、進化を続ける大坂を「まるで負けることを忘れてしまったかのよう」と表現すると、「テニスだけでなくメンタルも別次元に達しているわ」と称賛の言葉を送っている。
また、大坂から感銘を受けていることとして挙げたのは「大きなポイントや重要な場面でさらにステップアップしてボールを打ち込めること」。他の選手なら「体が硬直して動きが鈍くなる」とした一方、大坂は「必要なときに最高のテニスができる」のだという。かつて世界のトップで活躍した37歳の目にも、この勝負強さは魅力的なようで「素晴らしいチャンピオンの証よ」と高く評した。
さらに「彼女の成熟度には本当に感心させられる。まだあんなに若い女性なのに、ものすごいプレッシャーを見事に克服しているんだもの」と続けるハンチュコワさん。今後を「多くのグランドスラムを勝ち取り、史上最高のプレーヤーの一人になるわ」と予想すると、その理由について「プレッシャーの中でパフォーマンスを発揮する能力があるから」と精神的な強さを強調している。
その他、大坂に次ぐ優勝候補としてはガルビネ・ムグルザ、シモナ・ハレップ、さらに大穴にはイガ・シフォンテク、アネット・コンタベイト、ベリンダ・ベンチッチの名が挙げられた。
今大会の結果によっては、世界1位のアシュリー・バーティーを抜いて女王奪還の可能性もある大坂。初戦は世界77位のアイラ・トムヤノビッチと対戦する。約1か月ぶりの実戦で、どのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】大坂がグランドスラム4勝目を挙げた全豪オープンのスナップ集
先の全豪オープンでも優勝と、勢いに乗る23歳の実戦復帰に注目度が高まる中、今回は元世界5位のダニエラ・ハンチュコワさんが、今大会の優勝候補を大胆予想。その本命として大坂の名前をピックアップし、米テニスメディア『Tennis.com』に自身の見解を明かした。
現役時代には混合ダブルスで生涯グランドスラムを達成し、単複共に世界5位まで上り詰めたハンチュコワさん。記事内では、進化を続ける大坂を「まるで負けることを忘れてしまったかのよう」と表現すると、「テニスだけでなくメンタルも別次元に達しているわ」と称賛の言葉を送っている。
また、大坂から感銘を受けていることとして挙げたのは「大きなポイントや重要な場面でさらにステップアップしてボールを打ち込めること」。他の選手なら「体が硬直して動きが鈍くなる」とした一方、大坂は「必要なときに最高のテニスができる」のだという。かつて世界のトップで活躍した37歳の目にも、この勝負強さは魅力的なようで「素晴らしいチャンピオンの証よ」と高く評した。
さらに「彼女の成熟度には本当に感心させられる。まだあんなに若い女性なのに、ものすごいプレッシャーを見事に克服しているんだもの」と続けるハンチュコワさん。今後を「多くのグランドスラムを勝ち取り、史上最高のプレーヤーの一人になるわ」と予想すると、その理由について「プレッシャーの中でパフォーマンスを発揮する能力があるから」と精神的な強さを強調している。
その他、大坂に次ぐ優勝候補としてはガルビネ・ムグルザ、シモナ・ハレップ、さらに大穴にはイガ・シフォンテク、アネット・コンタベイト、ベリンダ・ベンチッチの名が挙げられた。
今大会の結果によっては、世界1位のアシュリー・バーティーを抜いて女王奪還の可能性もある大坂。初戦は世界77位のアイラ・トムヤノビッチと対戦する。約1か月ぶりの実戦で、どのようなパフォーマンスを見せるのか注目だ。
構成●THE DIGEST編集部