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海外テニス

「想像を絶するテニスだった」大坂なおみを圧倒したサッカリに母国メディアも脱帽!「キャリア最大の勝利のひとつ」

THE DIGEST編集部

2021.04.01

過去の対戦成績では1勝3敗と大坂に負け越していたサッカリ。自身6度目となる対トップ5からの勝利を飾った。(C)Getty Images

過去の対戦成績では1勝3敗と大坂に負け越していたサッカリ。自身6度目となる対トップ5からの勝利を飾った。(C)Getty Images

 現地3月31日に行なわれた、女子テニスツアー「マイアミ・オープン」(ハード/WTA1000)のシングルス準々決勝、世界ランキング2位の大坂なおみは、同25位のマリア・サッカリ(ギリシャ)と対戦し、0-6、4-6のストレート負けを喫した。

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 序盤からファーストサービスの確率に苦しんだ大坂に対し、サッカリは攻撃的なリターンで主導権を握ると、まさかのベーグルでセットを先取。第2セットは1ー4のビハインドから怒涛の5ゲーム連取し、昨年から続いていた大坂の連勝記録を「23」でストップさせた。

 この活躍にギリシャメディア『sport24』は「サッカリがオオサカを2ー0で下してキャリア最大の瞬間を迎えた」と注目。「前のジェシカ・ペグラ(アメリカ)戦で6つのマッチポイントを凌いだが、それが無駄ではなかったとをオオサカ戦のパフォーマンスで証明してみせた」と今大会の勝ち上がりを高く評価している。
 
 また、1ゲームも与えなかった第1セットについては「マリアが想像を絶するテニスを披露した」と表現。さらに「(サッカリは)人生で最高のテニスをしており、メンタル的にもピークに達している。その2つが組み合わさったときの彼女は、まるで無敵のようだ」と現在の好調ぶりを示した。

「まだまだ先は長い。準決勝に進出しただけでは、今のマリアには十分ではない」と母国からの期待度が高まるサッカリ。準決勝では世界9位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)と対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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