今季グランドスラム初戦『全豪オープン』の開幕前に噴出したノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界1位)のオーストラリア入国騒動。まだまだ波紋が収まりそうにない世界王者に対し、一部の選手から非難の声が上がっている。
【PHOTO】テニス史上に残る名プレーヤー!ノバク・ジョコビッチの厳選ショットをお届け!
メルボルンの空港へ到着した現地1月5日夜、新型コロナのワクチン接種要件を満たしていないとして入国ビザが取り消されたジョコビッチ。その後、入国可否を決める審理で勝訴したものの、渡航証明書の虚偽申告が見つかるなど、現在も同国の移民相がビザ再取り消しを検討しており、出場の先行きは不透明のままだ。
この一連の騒動について今回は、全豪オープンに第4シードとして出場しているステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)が、「彼(ジョコビッチ)は自分のルールでプレーしている」と非難したという。13日、インドの国際ニュースチャンネル『WION』が報じている。
記事によると「この4、5週間はこの話題で持ちきりだ」と始めると、ワクチン接種に対して「誰もが自分で選択し、決定する自由を持っている」と前置きしたうえで、「他の人ほど安全でないと感じているなら、それに従って行動すべきだ」と見解を述べている。
さらに23歳の俊英は、「98%の選手が予防接種を受けてルールに従っている」と続け、「私たちは規則に従ってきた」ともコメント。その一方で「ごく一部の人は別の道を歩み、身勝手なルールでプレーしている。大勢がバカにされているようだ」と苦笑いを浮かべたという。
同日には本戦ドローの抽選が行なわれ、男子シングルスの第1シードに入ったジョコビッチ。初戦はミオミル・ケツマノビッチ(セルビア/78位)との同胞対決が行なわれる予定だが、はたして4連覇のかかる今大会に出場できるのか、それとも国外退去となるのだろうか――。
構成●THE DIGEST編集部
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メルボルンの空港へ到着した現地1月5日夜、新型コロナのワクチン接種要件を満たしていないとして入国ビザが取り消されたジョコビッチ。その後、入国可否を決める審理で勝訴したものの、渡航証明書の虚偽申告が見つかるなど、現在も同国の移民相がビザ再取り消しを検討しており、出場の先行きは不透明のままだ。
この一連の騒動について今回は、全豪オープンに第4シードとして出場しているステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)が、「彼(ジョコビッチ)は自分のルールでプレーしている」と非難したという。13日、インドの国際ニュースチャンネル『WION』が報じている。
記事によると「この4、5週間はこの話題で持ちきりだ」と始めると、ワクチン接種に対して「誰もが自分で選択し、決定する自由を持っている」と前置きしたうえで、「他の人ほど安全でないと感じているなら、それに従って行動すべきだ」と見解を述べている。
さらに23歳の俊英は、「98%の選手が予防接種を受けてルールに従っている」と続け、「私たちは規則に従ってきた」ともコメント。その一方で「ごく一部の人は別の道を歩み、身勝手なルールでプレーしている。大勢がバカにされているようだ」と苦笑いを浮かべたという。
同日には本戦ドローの抽選が行なわれ、男子シングルスの第1シードに入ったジョコビッチ。初戦はミオミル・ケツマノビッチ(セルビア/78位)との同胞対決が行なわれる予定だが、はたして4連覇のかかる今大会に出場できるのか、それとも国外退去となるのだろうか――。
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