長きにわたり日本テニス界をけん引してきた錦織圭(世界46位)だが、その酷使されてきた身体がついに悲鳴をあげたため、長期離脱を承知のうえで内視鏡による左股関節の手術に踏み切った。
錦織からの手術報告のメッセージは、1月25日に自身の公式SNSを通じて発信された。
そこには「みなさん、こんにちは。インディアンウエルズ大会以来、左股関節の痛みで試合に出られず、色々なリハビリも試したのですが、今週、チームと相談して、内視鏡による手術を受けました。6か月後には復帰することを目標に、厳しいトレーニングを行っていきます。また、ファンのみなさんとお会いすることを楽しみにしています。圭」とあった。
昨年12月に行なわれたユニクロのイベントに出席した際に「自分のすべきことはもっと自分を強化していくこと。まだまだ成長を感じる」と語っていた錦織。今はその言葉を信じ、再び凛々しい姿でコートに立つ日を待つしかない。
構成●スマッシュ編集部
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